No.152 フレンチドルマンのつくり方

No.152 フレンチドルマンのつくり方

No.152 フレンチドルマンのつくり方ページになります。

目次

    パターンについて

    サイズ・仕様

    【サイズ展開】

    36・38・40・42サイズ

    【出来上がり寸法】 size(cm)

    サイズ 胸囲 裄丈 着丈
    36 115 35 59
    38 118 36 60
    40 122 37 61
    42 126 38 62

    【参考用尺】

    一方裁ち 差し込み
    サイズ 130cm幅 140cm幅 150cm幅 130cm幅 140cm幅
    36 1.3m 0.7m 0.7m 1m 0.7m
    38 1.3m 0.9m 0.7m 1m 0.7m
    40 1.4m 1.1m 0.8m 1.4m 1m
    42 1.4m 1.4m 0.8m 1.5m 1m

    ※上記は参考用尺です。
    ※地直しによる縮みを考慮し、余裕をもった長さをご用意ください。

    【その他の材料】

    • 接着テープ(ニット用) … 1~1.2cm幅 約60cm
      (ニット用接着芯でも可)

    ソーイングを始める前に

    ※初めての方は必ずお読みください。
    ※Rick Rackのパターンに慣れている方はこちらからスタートしてください。

    制作前の準備

    地直し

    生地は裁断の前に“地直し”という作業を行ってください。
    綿や麻などは水を通すと縮みが生じます。
    『ジャストサイズで作ったはずの洋服が、洗濯したら縮んでピチピチになってしまった!』
    そんな状況を回避するために、地直しは必要な作業です。

    ここでは、簡単に地直しができる方法をご紹介します。

    ニット・布帛(コットン・リネンなど)
    1. 洗濯機の中に生地をたたんで入れ、水に30分くらいつけるか、
      弱水流で2回ほど回します(洗剤不要)。

    2. 終わりましたら、パンパンとたたいてよくシワを伸ばし、
      生地の端がまっすぐになるように整えてから干します。

    3. 生乾きの状態で取り込み、全体にアイロンをかけ、
      生地をまっすぐな状態に整えます。

    ニット生地は縮みが生じやすいので、基本的にタンブラー乾燥厳禁となっていますが、
    生地の段階で乾燥機にかけて、十分縮ませておいてから制作する分には問題ありません。
    Rick Rackで取り扱っているほとんどのニット、布帛(コットン・リネンなど)は、
    この方法で大丈夫です。

    ※バッグや雑貨、小物など、くり返しお洗濯をしないものに関しては、
    地直しをしなくても大きな問題はありません。

    Rick Rack パターンの使い方

    Rick Rackのパターンには縫い代が含まれているので、
    実線に沿ってそのままハサミで切り取ってお使いください。

    (例)

    ※1番外側が縫い代線です。
    内側の線はできあがり線なので切り取らないように注意しましょう。

    ※布用のハサミで紙を切ると、切れ味が悪くなってしまいます。
    紙専用のハサミを使用しましょう。

    ※[厚紙用]と明記されたパターンは、切り取り線より大きめにカットし、
    厚紙に糊で貼ってから線の通りに切り取るときれいに作ることができます。

    生地の裁断について

    パーツにバリエーションがある場合は、作りたいデザインを決めてから裁断します。

    生地の配置

    [1枚]と書かれたパーツ以外のパターンは、生地を2枚に重ねて裁断するので、
    片側が[わ]になるように生地を二つ折りにして広げます。

    ※生地は中表・外表、どちらを表にして広げてもかまいませんが、
    生地の柄に方向性がある場合や、ボーダーなど柄合わせが必要な生地の場合には
    外表にした方がよいでしょう。

    ※生地を広げる時に手の平で伸ばしてしまうと、必要以上に生地が伸びたり、
    歪んだりしてしまうので、手の平でたたくようにしてなじませます。

    生地の裁断

    1. 生地のミミを確認し、パターンの布目線(パターンに記されている長い矢印のようなもの)と生地のミミとが平行になるように、パターンを配置し裁断します。

    2. パターンに[わ]と書かれたパーツは、生地の[わ]とパターンの[わ]を
      ぴったりと合わせて配置し、裁断します。

    ※生地の柄に方向性があるものや毛並みのあるもの(別珍など)は、
    パターンを同じ向きに揃えて配置します。

    ※パターン配置の際には大きいパーツから配置し、
    余った部分で小さなパーツを取っていくと無駄が出にくくなります。

    ※ハサミの先を持ち上げずに床を滑らす感じでパターンに沿って裁断しましょう。

    ※パターンや生地は動かさず、自分の体を動かして裁断しましょう。

    合印の付け方

    1. 各合印には3~4mm程度の切り込みを入れます。

      ※合印は制作過程の目安になればよいものなので、深く切り込まないように注意しましょう。

    2. ボタン付け位置・ポケット付け位置など[+](十字)の印に目打ちで穴をあけ、
      穴にチャコペンを差し込み印をつけます。

      ※この印は生地に書くので、必ず後で消えるものを使用しましょう。

    3. 袖など、前後が分かりにくいパーツには、生地の裏に分かりやすいように
      チャコなどで印をつけておくとよいでしょう。

      ※上記写真では、袖山の後ろ側に印をつけてあります。

    接着芯の貼り方

    1. 接着芯を貼るパーツの生地の裏に、接着芯の糊の面を合わせて重ねます。

      ※光にかざした時に少し光っていて、手で触るとざらざら感がある方に糊がついています。

    2. アイロンは滑らせずに上から押さえつけるようにし、
      中心から外に向かってずらして圧着します。

      ※誤ってアイロンに糊がついてしまうと落とすのが大変なので、
      汚れてもいいようなハンカチなど、あて布を当ててアイロンをかけましょう。

    接着芯を貼る時のポイント
    • 接着芯の糊の面を間違えないように気をつけましょう。

    • 接着芯は、はみ出してしまうとアイロンやアイロン台に糊がつき、
      焦げや汚れの原因となりますので、裁断は丁寧に、型紙どおり裁断しましょう。

    • アイロンの温度は中温程度に設定します。
      低温では糊が溶けず、また高温にした場合、
      接着芯そのものが溶けてしまう場合があるので注意しましょう。

    • 接着芯の糊は水分を含むことによってより安定するため、
      アイロンはスチームにしてかけます。
      スチームがあまり効かないアイロンの場合には、
      霧吹きなどを併用するといいでしょう。

    • 接着芯の糊は10秒程度でじんわりと溶け始めて生地に接着するため、
      アイロンは気長にゆっくりとかけましょう。
      ちょこちょこと場所を変えて動かすのではなく、
      同じ場所で10秒程度しっかり体重をかけて押さえ、
      少しずらしてさらに10秒…と、同じことを繰り返します。

    • 接着芯の糊は熱が冷めた時点で初めて安定するので、
      雑誌や木の板などを当て、なるべく早く熱を取るようにします。
      また、アイロンの熱が冷めるまでは触らないようにしましょう。

    ロックミシンの糸始末

    縫い終わりのロックミシンの糸端は毛糸用綴じ針などでミシン目の中に入れ、始末します。

    家庭用ミシンを使用する場合

    Rick Rackではニット素材の縫製は4本糸のロックミシンを使用しておりますが、
    家庭用ミシンでも問題なく縫っていただけます。
    下記に家庭用ミシンでの縫製方法をご紹介していますので、参考になさってください。

    家庭用ミシンでの縫い方

    1. 既定の縫い代寸法に従い、直線ミシンで縫い合わせます。

      ※家庭用ミシンを使用する場合には、ピンチではなくまち針を使用します。

    2. 直線ミシンの線から1~2mmほど離れた位置にジグザグミシンをかけます。

    3. ジグザグミシンの線から2~3mmほど生地を残して、余分な縫い代をカットします。

      ※3本糸のロックミシンをご使用の場合は、直線ミシンをかけた後、
      生地端を1~2mm程度カットしながら縫い代の始末をしてください。

    4. 裾の始末など生地が1枚だけの場合も、
      同じように生地端にジグザグミシンをかけて処理します。

      ※生地1枚だけにジグザグミシンをかける場合は、生地端より2~3mm程度内側にかけます。

      縫うときのポイント

      家庭用ミシンには差動レバーがついていないため生地が伸びやすいので、
      ジグザグミシンをかけた後、その都度スチームアイロンで押さえると
      比較的きれいに仕上がります。

      ※布帛地の場合も同様の手順でおすすめください。
      ただし2.の工程でジグザグミシンをかけるときは、
      直線ミシンの線からではなく、生地端から2~3mmほど離れた位置を縫ってください。
      布帛の縫い代は少ないとほつれやすいので、縫い代はカットしなくても大丈夫です。

    フレンチドルマンのつくり方

    制作の前にまずはページを一読し、おおまかな流れを把握しておきましょう。

    つくり方動画

    つくり方は動画でもご覧いただけます。あわせてご活用ください。

    1.生地を裁断する

    1. 全てのパーツを裁断する

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    2.裾をアイロンで折り、くせを付ける

    1. 前身頃の裾を、アイロンで3cm裏側に折り、くせをつける。

      ※裾の始末が楽になるようにスチームを使い、しっかりとくせづけをしましょう。

    2. 後身頃も同様に折る。

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    3.肩を縫う

    1. 後身頃の肩に伸び止めのため、ニット用接着テープを貼る。

    2. 前後身頃を中表に合わせピンチでとめる。

    3. 生地端を5mm程度切り落としながらロックミシンで縫い合わせる。

      ロックミシン糸の糸端は短くカットしましょう。

    4. 肩の縫い代をアイロンで後ろに倒す。

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    4.衿リブ、袖口リブを作る

    1. 衿リブと袖口リブを用意する。

    2. 衿リブと袖口リブをそれぞれ中表に合わせ、短辺をまち針でとめる。

    3. 衿リブ、袖口リブを縫い代1cmで縫い合わせる。

    4. 縫い代をアイロンで割る。

    5. 外表になるように半分の幅に
      二つ折りにし、ピンチでとめる。

    6. 折り山の部分にアイロンをかける。

    7. 袖口リブも同様に作る。

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    5.衿リブをつける

    1. 衿リブと身頃を用意し、衿リブの折り山を下向きにして配置する。

      ※衿リブは前後左右があるので合印を確認し、間違えないように注意しましょう。

    2. 中表になるように衿リブを身頃の中に入れ、それぞれの合印を合わせピンチでとめる。

      ※衿の寸法は身頃の衿ぐりよりも短くなっています。
      ピンチでとめるときは衿を少し伸ばしながらとめましょう。

      さらに全体を細かくピンチでとめる。

    3. 生地端を5mm程度切り落としながら3枚一緒にロックミシンで縫い合わせる。

      ※輪の中を見ながらロックミシンをかけるとやりやすいです。
      衿リブを少し伸ばしながら縫いあわせましょう。
      肩の縫い代が後ろに倒れているか確認し、縫い進めてください。 

    4. ロックミシン糸の糸端を始末をします。

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    6.脇を縫う

    1. 前後身頃を中表に合わせ、脇をピンチでとめる。

      ※裾のくせづけしたアイロン線を開いて合わせます。

    2. 生地端を5mm程度切り落としながらロックミシンで縫いあわせる。
      ロックミシン糸の糸端は短くカットします。

      反対側も同様に縫いあわせる。

    3. 脇の縫い代を後身頃側にアイロンで倒す。

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    7.袖口リブをつける

    1. 袖口リブと身頃を用意する。

    2. 中表になるように袖口リブを身頃の中に入れピンチでとめる。

    3. 反対側も同様にピンチでとめる。

    4. 生地端を5mm程度切り落としながら3枚一緒にロックミシンで縫い合わせる。

      ※袖口リブを少し伸ばしながら縫いあわせます。
      肩、脇の縫い代が後ろに倒れているか確認し、縫い進めましょう。

    5. ロックミシン糸の糸端を始末をします。

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    8.裾の始末をする

    1. 身頃の裾の生地端を1mm程度切り落としながらロックミシンをかける。

    2. ロックミシン糸の糸端を始末をする。

    3. 身頃を表に返し、身頃の裾をアイロンでくせをつけた線で折り直し、まち針でとめる。

    4. 生地端より2~3mm程度内側をミシンで縫う。

      輪のものを縫う時のポイント

      縫いはじめは返し縫いなしで縫いはじめます。
      縫いおわりは、はじめのミシン線に重ねてしっかりと返し縫いをしましょう。

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    9.仕上げ

    1. 全体にスチームアイロンをかけます


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    完成

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