No.153 シャーリングブラウスのつくり方

No.153 シャーリングブラウスのつくり方

No.153 シャーリングブラウスのつくり方ページになります。

目次

    パターンについて

    サイズ・仕様


    【サイズ展開】
    36・38・40・42サイズ

    【出来上がり寸法】 size(cm)

    サイズ 胸囲 肩幅 着丈
    36 115.5 33 73.5
    38 120 34 75
    40 125.5 35 76.5
    42 131 36 78

     

     

    【参考用尺】

    サイズ 100cm幅 105cm幅 125cm幅 130cm幅以上
    36 1.8m 1.7m 1.7m 1.7m
    38 1.8m 1.8m 1.7m 1.7m
    40 1.9m 1.9m 1.8m 1.7m
    42 2m 1.9m 1.9m 1.8m


    ※上記は参考用尺です。
    ※地直しによる縮みを考慮し、余裕をもった長さをご用意ください。

     

    【その他の材料】

    • 衿ぐり用ゴム … 4mm幅くらい 50~60cm(お好みで)



    アレンジ

    丈をのばして、ワンピースにアレンジすることもできます。

     


    38サイズ(丈を37cm長くアレンジ)
    生地:フランス原産 ピュアリネン
    モデル身長:163cm(通常38サイズのモデルが着用)

    ※アレンジは、型紙の構造や生地の特性を理解したうえで、
    ご自身の判断と責任のもとで行ってください。
    初めての方は、まずは基本通りに作るのがおすすめです。

    ソーイングを始める前に

    ※初めての方は必ずお読みください。
    ※Rick Rackのパターンに慣れている方はこちらからスタートしてください。

    制作前の準備

    地直し

    生地は裁断の前に“地直し”という作業を行ってください。
    綿や麻などは水を通すと縮みが生じます。
    『ジャストサイズで作ったはずの洋服が、洗濯したら縮んでピチピチになってしまった!』
    そんな状況を回避するために、地直しは必要な作業です。

    ここでは、簡単に地直しができる方法をご紹介します。

    ニット・布帛(コットン・リネンなど)
    1. 洗濯機の中に生地をたたんで入れ、水に30分くらいつけるか、
      弱水流で2回ほど回します(洗剤不要)。

    2. 終わりましたら、パンパンとたたいてよくシワを伸ばし、
      生地の端がまっすぐになるように整えてから干します。

    3. 生乾きの状態で取り込み、全体にアイロンをかけ、
      生地をまっすぐな状態に整えます。

    ニット生地は縮みが生じやすいので、基本的にタンブラー乾燥厳禁となっていますが、
    生地の段階で乾燥機にかけて、十分縮ませておいてから制作する分には問題ありません。
    Rick Rackで取り扱っているほとんどのニット、布帛(コットン・リネンなど)は、
    この方法で大丈夫です。

    ※バッグや雑貨、小物など、くり返しお洗濯をしないものに関しては、
    地直しをしなくても大きな問題はありません。

    Rick Rack パターンの使い方

    Rick Rackのパターンには縫い代が含まれているので、
    実線に沿ってそのままハサミで切り取ってお使いください。

    (例)

    ※1番外側が縫い代線です。
    内側の線はできあがり線なので切り取らないように注意しましょう。

    ※布用のハサミで紙を切ると、切れ味が悪くなってしまいます。
    紙専用のハサミを使用しましょう。

    ※[厚紙用]と明記されたパターンは、切り取り線より大きめにカットし、
    厚紙に糊で貼ってから線の通りに切り取るときれいに作ることができます。

    生地の裁断について

    パーツにバリエーションがある場合は、作りたいデザインを決めてから裁断します。

    生地の配置

    [1枚]と書かれたパーツ以外のパターンは、生地を2枚に重ねて裁断するので、
    片側が[わ]になるように生地を二つ折りにして広げます。

    ※生地は中表・外表、どちらを表にして広げてもかまいませんが、
    生地の柄に方向性がある場合や、ボーダーなど柄合わせが必要な生地の場合には
    外表にした方がよいでしょう。

    ※生地を広げる時に手の平で伸ばしてしまうと、必要以上に生地が伸びたり、
    歪んだりしてしまうので、手の平でたたくようにしてなじませます。

    生地の裁断

    1. 生地のミミを確認し、パターンの布目線(パターンに記されている長い矢印のようなもの)と生地のミミとが平行になるように、パターンを配置し裁断します。

    2. パターンに[わ]と書かれたパーツは、生地の[わ]とパターンの[わ]を
      ぴったりと合わせて配置し、裁断します。

    ※生地の柄に方向性があるものや毛並みのあるもの(別珍など)は、
    パターンを同じ向きに揃えて配置します。

    ※パターン配置の際には大きいパーツから配置し、
    余った部分で小さなパーツを取っていくと無駄が出にくくなります。

    ※ハサミの先を持ち上げずに床を滑らす感じでパターンに沿って裁断しましょう。

    ※パターンや生地は動かさず、自分の体を動かして裁断しましょう。

    合印の付け方

    1. 各合印には3~4mm程度の切り込みを入れます。

      ※合印は制作過程の目安になればよいものなので、深く切り込まないように注意しましょう。

    2. ボタン付け位置・ポケット付け位置など[+](十字)の印に目打ちで穴をあけ、
      穴にチャコペンを差し込み印をつけます。

      ※この印は生地に書くので、必ず後で消えるものを使用しましょう。

    3. 袖など、前後が分かりにくいパーツには、生地の裏に分かりやすいように
      チャコなどで印をつけておくとよいでしょう。

      ※上記写真では、袖山の後ろ側に印をつけてあります。

    ロックミシンの糸始末

    縫い終わりのロックミシンの糸端は毛糸用綴じ針などでミシン目の中に入れ、始末します。

    家庭用ミシンを使用する場合

    Rick Rackではニット素材の縫製は4本糸のロックミシンを使用しておりますが、
    家庭用ミシンでも問題なく縫っていただけます。
    下記に家庭用ミシンでの縫製方法をご紹介していますので、参考になさってください。

    家庭用ミシンでの縫い方

    1. 既定の縫い代寸法に従い、直線ミシンで縫い合わせます。

      ※家庭用ミシンを使用する場合には、ピンチではなくまち針を使用します。

    2. 直線ミシンの線から1~2mmほど離れた位置にジグザグミシンをかけます。

    3. ジグザグミシンの線から2~3mmほど生地を残して、余分な縫い代をカットします。

      ※3本糸のロックミシンをご使用の場合は、直線ミシンをかけた後、
      生地端を1~2mm程度カットしながら縫い代の始末をしてください。

    4. 裾の始末など生地が1枚だけの場合も、
      同じように生地端にジグザグミシンをかけて処理します。

      ※生地1枚だけにジグザグミシンをかける場合は、生地端より2~3mm程度内側にかけます。

      縫うときのポイント

      家庭用ミシンには差動レバーがついていないため生地が伸びやすいので、
      ジグザグミシンをかけた後、その都度スチームアイロンで押さえると
      比較的きれいに仕上がります。

      ※布帛地の場合も同様の手順でおすすめください。
      ただし2.の工程でジグザグミシンをかけるときは、
      直線ミシンの線からではなく、生地端から2~3mmほど離れた位置を縫ってください。
      布帛の縫い代は少ないとほつれやすいので、縫い代はカットしなくても大丈夫です。

    シャーリングブラウスのつくり方

    制作の前にまずはページを一読し、おおまかな流れを把握しておきましょう。

    つくり方動画

    つくり方は動画でもご覧いただけます。あわせてご活用ください。

    1.生地を裁断する

    1. 全てのパーツを裁断する

      ※前後衿布の端は断ち切り(切りっぱなし)の仕様ですが、
      バイアスに裁断するのでほつれにくいです。
      裁断した生地端がそのまま作品になるので
      パターンに沿ってていねいに裁断してください。

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    2.裾をアイロンで折り、くせをつける

    1. 前身頃の裾をそれぞれアイロンで裏側に折り、
      1cmの三つ折りにする。

      ※裾の始末が楽になるようにスチームを使い、しっかりとくせづけをしましょう。

      ペチコート参考イラストいれる
      三つ折りをするときのポイント

      まず2cm折ってアイロンをかけ、一度開きます。
      折り目を目安に1cmずつ2回折ると、きれいに三つ折りができます。

    2. 後身頃も同様にアイロンで折る。

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    3.肩を縫う

    1. 前後身頃を中表に合わせ肩をまち針でとめる。

    2. 縫い代1cmで縫う。

    3. 生地端を1mm程度切り落としながらロックミシンをかける。

      ※ロックミシン糸の糸端は短くカットしましょう。

    4. 縫い代はアイロンで後身頃側に倒す。

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    4.見返しと衿布を作る

    1. 前後見返しを画像を参考に中表に重ね、肩をまち針でとめる。

    2. 縫い代1cmで縫う。

      ※左肩はゴム通し口を開けて縫う。

    3. 縫い代をアイロンで割る。

    4. 左肩(ゴム通し口をあけた側)は、縫い目より5mm程度外側を縫い、縫い代を押さえる。

    5. 外周りの生地端を1mm程度切り落としながらロックミシンをかける。

    6. ロックミシン糸の糸端を始末する。

    7. 前後衿布を中表に合わせまち針でとめる。

    8. 縫い代1cmで縫う。

      ※上下間違えないよう、中心の合印の側が揃うように注意する。

    9. 生地端を1mm程度切り落としながらロックミシンをかける。

    10. ロックミシン糸の糸端を始末する。

    11. 縫い代をアイロンで後衿布側に倒す。

    12. 反対側も同様に倒す。

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    5.衿布をつける

    1. 身頃を表を上にして広げて置き、衿布を中表に重ねる。

    2. 肩の縫い目、前身頃の中心と前衿布の前中心、
      後身頃の中心と後衿布の後中心を合わせてまち針でとめる。

    3. さらに全体を細かくまち針でとめる。

    4. 生地端より5mm内側を縫い、仮止めする。

      輪のものを縫う時のポイント

      縫いはじめは返し縫いなしで縫いはじめます。
      縫いおわりは、はじめのミシン線に重ねてしっかりと返し縫いをしましょう。

    5. 身頃を表を上にして広げて置き、見返しを中表に重ねる。

    6. 肩の縫い目、前身頃と前見返しの中心、
      後身頃と後見返しの中心を合わせてまち針でとめる。

    7. さらに全体を細かくまち針でとめる。

    8. 縫い代7mmで縫う。

    9. 縫い代のカーブ部分に1~1.5cm間隔にハサミで切り込みを入れる。

      ※切り込みはミシン線ぎりぎりのところまで入れますが、
      ミシン線は切らないように注意しましょう。

    10. 縫い代をアイロンで身頃側に倒す。

      ※表側からアイロンをかけます。

    11. 身頃を裏にして見返しのみ身頃側に倒しアイロンで整える。

    12. 見返し端をまち針でとめる。

    13. 見返し端より5mm程度内側を縫う。

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    6.袖ぐりの始末をする

    1. 袖ぐりバイアス布をテープメーカーを使い
      長辺の片側を7~8mm裏側にアイロンで折る。

    テープメーカーを使用しない場合

    袖ぐりバイアスの片側を7~8mm折り、アイロンでくせをつける

    1. テープの折れている側を指(爪)でしごいてしっかりと伸ばす。

      ※こうすることで、袖ぐりのカーブに自然に沿うようになります。

    2. アイロンで整える。

    3. バイアステープと身頃を中表に合わせる。
      バイアステープの折っていない側を袖ぐりの生地端に合わせ、まち針でとめる。

    4. 縫い代7mmで縫う。

    5. はみ出たバイアステープはカットする。

    6. 縫い代のカーブ部分に1~1.5cm間隔で切り込みを入れる。

      ※切り込みはミシン線ぎりぎりまで入れますが、
      ミシン糸は切らないように注意しましょう。

    7. 身頃を裏返し、
      生地端を包み込んだらそのままミシン線より折り込み、まち針でとめる。

    8. テープ端より1~2mm内側をミシンで縫う。

    9. 反対側も同様に縫う。

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    7.脇を縫う

    1. 前身頃と後身頃を中表に合わせ脇をまち針でとめる。

      ※裾の三つ折りは開いてからとめる。
      特に脇下は、ずれないように注意してまち針でとめる。

      失敗例

      脇下がずれたまま縫い合わせると、
      出来あがったときに画像のように段差になってしまいます。
      生地端をぴったり合わせて縫いましょう。

    2. 反対側も同様にまち針でとめる。

    3. 縫い代1cmで縫う。

    4. 生地端を1mm程度切り落としながらロックミシンをかける。

      ※脇下のロックミシン糸は長く残しておきます。
      裾のロックミシン糸は短くカットしましょう。

    5. 脇下のロックミシン糸の糸端を始末する。

    6. 脇の縫い代はアイロンで後身頃側に倒す。

    7. 身頃を表に返し、
      脇の縫い目より5mm程度後身頃側にミシンで返し縫いをして
      縫い代を押さえる。

    8. 反対側も同様に縫う。

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    8.裾の始末をする

    1. 裾をアイロンでつけた折り線で折り直し、まち針でとめる。

      ※まち針は縫いやすい間隔でとめるといいでしょう。

    2. 折り端から1~2mm内側を縫う。

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    9.衿ぐりにゴムを通す

    1. 安全ピンまたはひも通しを使用し、ゴム通し口よりゴムを通す。

      ※ゴムの引き具合はお好みで調節しましょう。

    2. ゴム端を重ね、手縫いで縫いとめる。

      ※ゴムが細いので、手縫いでとめると安心です。

    3. 衿ぐりを左右に引っ張り、手を放してギャザーを均等に寄せる。

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    10.仕上げ

    1. 全体にスチームアイロンをかける。

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    完成

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