ご注文の前に必ずご確認ください！
このパターンは『STEP UP』シリーズです。
つくり方はテキストと動画で説明しています。
テキストに記載の動画はこちら↓となります。
テキストと動画、両方を見ながら作ってくださいね。
■身頃とヨークを縫い合わせる
■前立てを作り、つける
■衿を作る
■衿をつける
■袖ぐりの始末をする
シルエットが大人っぽい、
ロング丈の『フレンチワンピース』
36サイズ
生地:中薄程度の厚みのリネン
貝ボタン【黒蝶貝】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
このパターンの発売を
いまかいまかと待ちわびていたわたし（ *´艸｀）
みなさんも同じだったようで
別のページでちらりと写真を掲載したところ、
「このワンピース、すごく好きな形です！」
「いつ頃発売ですか？」
とたくさんのお問い合わせをいただきました！
うんうん、お気持ちわかります。
気になりますよね、このワンピース
さっそく、このワンピースのポイントを
ご紹介していきます（∩´∀｀）∩
まず、一番目につく衿～前立て。
36サイズ
生地:中薄程度の厚みのリネン
貝ボタン【黒蝶貝】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
すこしつまったバンドカラーは
大人の仕上がり！
この形、首をすっきりと見せてくれます。
前立てはお腹あたりまで開く仕様。
ボタンは4個ついていて、
わたしはふたつ外して着るのが好きです
きっちり着たい方は一番上までしめてもいいかも。
36サイズ
生地:中薄程度の厚みのリネン
貝ボタン【黒蝶貝】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
そして、身頃のギャザー。
この位置のギャザーって広がりすぎていると
太って見えたり、バストを強調したり…
でもこのワンピースのギャザーは
バストトップより上に切り替えがあることと
絶妙なギャザーによって、
かわいさとふんわり優しいAラインの美シルエットを
生み出しています。
38サイズ
（丈を7cm短く、ボタンなし、スリットアレンジ）
生地:ヨーロッパリネン【2】【グレー】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
お袖はフレンチスリーブ仕様。
わたし、肩幅は標準くらいですが
かなりのいかり肩で、着る洋服によっては
「肩パッドいれてるの？」という感じになる
肩の持ち主なんです（ ;∀;）
でも、このフレンチスリーブは
肩の形をきれいに隠しつつ、
肩から二の腕のあたりまでなだらかなラインになって
とってもきれいに見せてくれます
いろんなフレンチスリーブがありますが
わたしは『フレンチワンピース』のこのお袖のきれいさに
感激しました！！
ほのかに肩を包むこのフレンチスリーブは
すっきりと華奢にも見せてくれます（ *´艸｀）
38サイズ
生地:カラーリネン【シーグリーン】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
38サイズ
生地:カラーリネン【シーグリーン】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
またフレンチスリーブなので、
袖口のあきは↓このくらいあいています。
手をあげるとインナーが見えるので
キャミソールなどを着てくださいね。
38サイズ
生地:カラーリネン【シーグリーン】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
そして、シャツライクなヨーク切り替えに
長めの着丈が女性らしさをプラス！！
ヨークがあることで
カジュアルになりすぎず、きちんと感もあるのがうれしい。
わたしはこのロング丈がたまらない（*´з`）
163cmのスタッフが40サイズを着てこの丈↓。
ロング丈だからこそ、ワンピースのラインが強調されて
スタイルよく見えるんです！
40サイズ
生地:ヨーロッパリネン【2】【ピンキッシュシルバー】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
バンドカラーで前立てもあって、
ヨークもあって、ギャザーもある…
一見難しそうで、つくるのを躊躇していたわたし…（ ﾟДﾟ）
試着してみたら
この大人っぽさとかわいさの
絶妙なバランスにやられちゃいました(*´з`)
ほしくてほしくて
すぐにでもつくりたくなってしまい
ソーイングスタッフに気を付ける点を聞いてみました！
デザインポイントの一つの前立ては少し工程が多いかも。
たくさんの合印を忘れずにつけることが
きれいに仕上げる秘訣！
動画とテキストを確認しながら制作していけば
きれいな前立てができますよ。
written by スタッフ りすこ
なるほど。
きれいに仕上がるよう
合印をちゃんとつけて、動画とテキストで予習をしつつ
丁寧に制作してみよう！
このワンピースはデザインポイントがたくさんあるから
1着つくり終わったときには、
ソーイングスキルもあがってそうです（ *´艸｀）
つくる気満々のわたし。
このワンピースに合うおすすめ生地を見てみます。
サンプルの中でひときわ目立っていたこのふたつ↓。
『にっぽんの魅力色リネン』
（現在この色は販売していません）
36サイズ
生地:中薄程度の厚みのリネン
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
『カラーリネン』の【シーグリーン】
38サイズ
生地:カラーリネン【シーグリーン】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
カラーリネン
鮮やかなワンピースは華やかで夏にぴったり！
大人っぽい雰囲気が素敵だったのは
『ヨーロッパリネン【2】』の【ピンキッシュシルバー】と
『フランス原産 ピュアリネン』の【ブラック】
40サイズ
生地:ヨーロッパリネン【2】【ピンキッシュシルバー】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
ヨーロッパリネン【2】
42サイズ
生地:フランス原産 ピュアリネン【ブラック】
フランス原産 ピュアリネン
『ヨーロッパリネン【2】』は
微妙なニュアンスカラーがそろっているのも
いちおしポイントです。
ヨーロッパリネン【2】
おすすめ生地は「コットン」や「リネン」など
薄～中厚地の布帛生地なので、
リネンなら↓この表の『トリプルウォッシュリネン』以外なら◎
カラーリネン
ヨーロッパリネン-和-
ヨーロッパリネン【2】
森で見つけたリネン
フランス原産 ピュアリネン
にっぽんの魅力色リネン
肌になじむ薄手リネン
上記リネンなら全サイズ2.5mでつくることができます。
清涼感たっぷりのリネン素材のワンピースは
1着持っていて損はなし！
40サイズ
生地:ヨーロッパリネン【2】【ピンキッシュシルバー】
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
もちろん、『カフェカラー』や
『【細番手】綿×フレンチリネンシャンブレー』などの綿麻生地、
『60ローンコットン』などのコットンでつくっても◎
カフェカラー
38サイズ
生地:カフェカラー（この色は現在販売していません）
モデル身長:163cm
（通常トップス38サイズのモデルが着用）
【細番手】綿×フレンチリネンシャンブレー
60ローンコットン
このワンピースをつくるのに必要な副資材は3つ。
『アイテープ』と『接着芯 薄地』
そしてボタンです。
アイテープ
接着芯 薄地
貝ボタン
『アイテープ』がお手元にない方は
『接着芯 薄地』をテープ状にカットしたものでもOKです。
ボタンはやっぱり『貝ボタン』が◎
品のある光沢と高級感、
そして主張しすぎないところも
このワンピースにぴったりです。
40サイズ
生地:ストライプコットンリネン【E】
モデル身長:163cm
（通常38サイズのモデルが着用）
スタッフの「着てみました」コーナーで
『フレンチワンピース』のサイズ感を掲載しています。
サイズ選びの参考にしてくださいね。
暑い夏もこれ一枚で
さらっとコーデが決まる『フレンチワンピース』
じめじめと暑い梅雨、カラッと暑い夏、
このワンピースを着て
さわやかに過ごしたいですね（*´▽｀*）
40サイズ
生地:ストライプコットンリネン【E】
モデル身長:163cm
（通常38サイズのモデルが着用）
また過去に掲載した動画
「新しくご紹介するパターンについて詳しく話してみた」でも
この『フレンチワンピース』と『ティアードパンツ』について、
詳しく話しているので、参考にしてみてくださいね。
written by スタッフ くまこ
Rick Rack スタッフたちがサンプルを試着した感想をご紹介していきます。
着丈やゆとりなど同じ身長でも体型の違いはあるので、
誰もが同じ感覚ではないとは思いますが
サイズ選びのひとつの参考にしてみてくださいね。
「今週のRick Rack」2023年6月9日号より引用
※下記の記事は2023年6月に掲載されたものです。
今現在は、在庫がない生地、販売が終了したパターン着用画像などが
含まれている場合があります。
■スタッフ ロコ
こんにちは！
身長153cm、二の腕プルプル、
背中やお腹のつかめるおにくが気になる
スタッフ ロコです（^-^;
普段、市販のものではSまたはMサイズ、
Rick Rack のパターンでは36サイズを
選ぶことが多いです。
夏らしく大人っぽい『フレンチワンピース』
アトリエで制作中の時からとても気になっていました。
まずは
「にっぽんの魅力色リネン」で
つくった36サイズから…
【STEP UP】No.173 フレンチワンピース /
にっぽんの魅力色リネン
前身頃のボタンをはずせば、すっぽり簡単に着られます。
か、かわいい！
もちろん『フレンチワンピース』がですよ（^-^;
キュンとする赤い色がたまりません。
バンドカラーが大人っぽくて
前立ての4つのボタンがお上品。
2つくらいボタンを開けて着ようかな。
実は二の腕の出方が気になっていましたが
意外にフレンチ袖がプカプカせず、
しっかりと腕の付け根を包みこむ感じです。
脇下のあき具合もちょうどよく、
腕を上げたり下げたりしてもきつい感じはありません。
そして胸のギャザーが多すぎず少なすぎず絶妙。
抑えられたボリュームで、
裾までふわ～っとしたゆるやかなシルエットが体型を拾わず
スッキリと見えます。
一つ気になることは、ロング丈につくられているパターンなので
身長153cmのわたしには着丈が長いということです。
足首が見えず靴しか見えないので、
ちょっと裾を上げて足を出してみました。
うん！これだ！
着丈を10cmくらい短くして足首を出した方が、
夏らしくて涼しい感じでいいなぁと思いました。
それ以外はバッチリです（*´▽｀*）
「カラーリネン」【シーグリーン】でつくった
38サイズのサンプルも着てみました。
【STEP UP】No.173 フレンチワンピース /
カラーリネン【シーグリーン】
この色もとっても爽やかで目をひきます。
着た感じサイズはあまり変わりないように思いましたが、
「肩の位置や胸に寄るギャザーも、36サイズの方がピッタリに見える！」と
見てくれたスタッフに言われました。
身幅に少しゆとりがでるようです。
今回わたしは36サイズを選びます。
つくる時、着丈は調整しようと思います（*´▽｀*）
【STEP UP】No.173 フレンチワンピースは36サイズ。
■スタッフ おにく多めのT
こんにちは。
おにく多めのTです。
身長166cm
全体的におにくが多く、
普段はL（40）サイズまたはLL（42）サイズを着ています。
『フレンチワンピース』を着てみました。
まずは40サイズ。
【STEP UP】No.173 フレンチワンピース
窮屈ではありませんが、
ボタンを一番上まで留めるとあまりゆとりがなく
肩まわりが少しぴたっとする感じです。
でもそのおかげで
肩のあたりがコンパクトに見えます。
着丈はふくらはぎがすっぽり隠れるくらい、
身長166cmのわたしでも充分ロング丈の印象です。
次に42サイズ。
【STEP UP】No.173 フレンチワンピース
お袖、着丈ともに少し長くなります。
身幅のゆとりは40サイズでもかなりあるので
あまり違いを感じません。
一番上のボタンを留めてもゆとりがあり、
肩まわりもゆったりしています。
42サイズの方がリラックスして着られる気もしますが、
肩まわりがコンパクトに見えた40サイズで
ボタンを2つはずして着るのが気に入りました。
わたしはもちろん腕にもおにくが多く、
短いお袖には少し抵抗がありますが、
このフレンチスリーブは長さのバランスなのか、
ゆとりの加減なのかわかりませんが、
少しすっきり見えるような気がして
腕の太さをあまり気にせず着ることができそうです。
わたしは40サイズを選びます。
【STEP UP】No.173 フレンチワンピースは40サイズ。
「今週のRick Rack」2023年7月21日号より引用
※下記の記事は2023年7月に掲載されたものです。
今現在は、在庫がない生地、販売が終了したパターン着用画像などが
含まれている場合があります。
狛江店スタッフのチワックスです。
夏といえば
リネンでつくるノースリーブのワンピース。
Rick Rack のノースリーブのワンピースは
涼しげで、大人っぽくて
どのデザインも素敵なんですが…
ノースリーブにはやっぱり抵抗があり（/ω＼）
今まで、一度も作ったことはありませんでした。
今シーズン、
このフレンチスリーブのワンピースを見て
これなら着られるかも。
いや、着てみたい！
さっそく『フレンチワンピース』を作ってみました。
【STEP UP】No.173 フレンチワンピース
前後身頃にギャザーを入れるデザインです。
このパターンでは
縫い始めを返し縫いする作り方で説明しています。
これだけのことなんですが
ギャザー寄せが、すっごく楽ちん♪に感じました。
ギャザーを寄せたら
「身頃」と「ヨーク」を、ミシンで縫い合わせます。
この時、「前身頃」と「前ヨーク」は
ダダダーッと縫ってしまわずに
中心にほんの少し隙間をあけるために
「ミシン針1本分」（2～3mmくらい）の隙間をあけて
2回に分けてミシンをかけます。
なぜなのかは、後ほど理由がわかりますが
返し縫いをしっかりして、
隙間がわからなくならないように
印をつけておいてもいいと思います。
「前立てを作り、つける」工程。
裁断の時、前に明きがあるデザインなのに
何で「前身頃」と「前ヨーク」を、「わ」で裁断するんだろう？
と思ったんですが
ここで、その意味がわかりました。
前身頃の中心に
「上前立て」と「下前立て」を縫い付けてから
真ん中を、はさみで切って
明き部分を作るんですって。
へ～
明きってこうやって作るんだ～
また一つ勉強になりました。
先ほど、身頃とヨークを縫い合わせた時にあけた隙間は、
はさみが通る部分でした。
「衿を作る」工程。
バンドカラーの先の部分って
新幹線の先頭の形に似てますよね。
このきれいな流線形を作るには
縫い代7mmのところを、
滑らかなカーブにミシンをかけなければいけませんが
いつもカクカクになってしまって
一番目立つところなのに、
きれいな形にならないのが気になっていたので
今回は、チャコペンでガイド線を引いてからミシンをかけました。
【STEP UP】No.173 フレンチワンピース
裁断を含めると、制作時間6時間。
前立てと衿付けの工程は
動画で見ると、本当にわかりやすかったです。
1着目は、動画内のソーイングスタッフと同じように
とはいきませんでしたが
こういう風にすればきれいに作れるんだ、という目標になって
さっそく2着目を作ってみたくなりました（*‘∀‘）
【STEP UP】No.173 フレンチワンピース
written by スタッフ チワックス
使用したもの一覧
【パターン】【STEP UP】No.173 フレンチワンピース
【生地】カフェカラー 3mカット
【副資材】貝ボタン / 接着芯 薄地 / アイテープ
