No.148 フレンチプルオーバーのつくり方
No.148 フレンチプルオーバーのつくり方ページになります。

38サイズ(モデル身長:163cm)

38サイズ(モデル身長:163cm)

38サイズ(モデル身長:163cm)
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目次
パターンについて
このパターンはニット生地専用パターンです。
布帛生地では制作できません。
ソーイングをはじめる前に
※初めての方は必ずお読みください。
※Rick Rack のパターンに慣れている方はこちらからスタートしてください。
これで準備はOKです! それでは、はじめましょう。
フレンチプルオーバーのつくり方
制作の前にまずはページを一読し、おおまかな流れを把握しておきましょう。
つくり方は動画でもご覧いただけます。あわせてご活用ください。
1.生地を裁断する
パターンには縫い代が含まれています。各合印などもお忘れなく。
前後身頃の合印について
袖部分の合印は表側につけます。
裾部分の合印と縫い止まりの印は裏側につけます。

表側

裏側

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裁断が終わった。
2.接着テープを貼る
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後身頃の肩に伸び止めのため、ニット用接着テープを貼る。
※アイロンは滑らせず上から押さえるようにして貼りましょう。
※貼ったあとは粗熱がとれるまで触らずに待ちましょう。
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前後袖ぐりの長さにテープをカットする。
※下記画像は片袖分です。両袖分の長さを続けてカットすると良いでしょう。
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前後袖ぐりに貼るニット用接着テープを半分の幅に切る。
※完成後に表から見えないようにテープを細く切って使用します。
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前身頃の袖ぐりから1cm内側に、チャコペンでガイドをつけます。
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ガイドに沿って半分の幅に切った接着テープをアイロンで貼る。
※袖ぐりに接着テープを貼ることで伸びを防ぐことができます。
大切な工程なので省かないようにしましょう。※袖ぐりの生地端から1cm内側に接着テープを貼るのは、
袖ぐりのカーブをきれいに出すためです。※生地端に貼らないよう注意しましょう
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反対側も同様に貼ります。
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後身頃も同様に貼ります。
3.生地端の始末をする
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前身頃のカーブ部分から裾の生地端を1mm程度切り落としながら
ロックミシンをかける。※ロックミシン糸の糸端は短くカットしましょう。
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後身頃も同様にロックミシンをかける。
4.裾をアイロンで折り、くせをつける
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前身頃を裏にする。
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前身頃の裾の縫い止まりから縫い止まりの間に生地端から3cm内側に
チャコペンなどで印をつける。 -
生地端がチャコペンの印に沿うようにアイロンで折り、カーブになじませる。
直線部分はアイロンで1.5cm裏側に折る
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後身頃の裾も同様にアイロンで折り、くせをつける。
5.肩を縫う
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前後身頃を中表に重ね、合印を合わせて肩をピンチでとめる。
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生地端を5mm程度切り落としながらロックミシンで縫い合わせる。
※ロックミシン糸の糸端は短くカットしましょう。
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肩の縫い代をアイロンで後身頃側に倒す。
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身頃の表側につけた合印から表側に折り、アイロンでくせをつける。
※スチームを使い、しっかりとくせづけをしましょう。
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反対側も同様にアイロンで折り、くせをつける。
6.袖口の始末をする
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アイロンで折った線を一度開く。
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袖ぐりの生地端を1mm程度切り落としながらロックミシンをかける。
※ロックミシン糸の糸端は短くカットしましょう。
袖ぐりにロックミシンをかける時のポイント
※このロックミシンは差動レバーで縮ませないようにしましょう。
袖ぐりの縫い代はこのあと裏側に折るので、少し伸ばし気味にロックミシンをかけた方が身頃にきれいになじみます。
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袖ぐりをアイロンで1cm裏側に折り、まち針でとめる。
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折り端より8mm内側をミシンで縫う。
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くせをつけたアイロン線で肩先部分を折り直す。
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肩の縫い目を合わせてまち針でとめる。
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肩の縫い目から前後とも6cmの位置をまち針でとめる。
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折り端から1~2mm内側をミシンで縫う。
7.脇を縫う
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前身頃の裏の合印と縫い止まりの印をつないでガイド線を引く。
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前後身頃を中表に合わせる。
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前後身頃の脇の合印と合印、縫い止まりと縫い止まりを合わせてまち針でとめる。
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ガイド線に沿ってミシンで縫う。
※縫い止まりはしっかり返し縫いをしましょう。
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反対側も同様に縫う。
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前後身頃の脇を合わせて、ピンチでとめる。
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生地端を5mm程度切り落としながらロックミシンで縫い合わせる。
※縫いはじめがずれないように注意しましょう。
※ロックミシン糸は始末するので、上下とも長めに残します。
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閉じ針を用意し、ロックミシン糸の始末をする。
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縫い代はアイロンで後身頃側に倒す。
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脇下で表側から返し縫いをして縫い代を押さえる。
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反対側も同様に縫う。
8.衿をつくり、つける
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衿を中表に合わせ、短辺をまち針でとめる。
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縫い代1cmで縫う。
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縫い代をアイロンで割る。
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外表になるように半分の幅に二つ折りにする。
※生地端はピッタリ合わせましょう。
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縫い目と縫い目を合わせてピンチでとめる。
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合印を合わせてピンチでとめる。
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折り山の部分にアイロンをかける。
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衿を身頃の中に入れる。
※衿は前後左右があります。合印を確認し、間違えないように注意しましょう
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身頃の左の縫い目と衿の左肩の合印を合わせピンチでとめる。
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つづけて、後身頃の中心と衿の後中心、右の肩線と衿の右肩、前身頃の中心と衿の前中心の合印を合わせてピンチでとめる。
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全体をピンチでとめる。
※衿の寸法は身頃の衿ぐりよりも短くなっています。
ピンチでとめるときは衿を少し伸ばしながらとめましょう。 -
衿を上にし、生地端を5mm程度切り落としながらロックミシンで縫い合わせる。
衿を縫い合わせる時のポイント
輪の中を見ながらロックミシンをかけるとかけやすいでしょう。
衿を少し伸ばしながら縫い合わせましょう。
肩の縫い代が後ろに倒れているか確認し、縫い進めましょう。
ロックミシンの最初と最後2~3cm程度重ねてかけます。
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ロックミシン糸の始末をする。
9.裾の始末をする
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脇の縫い止まりの位置に、チャコペンで水平に線を引く。
※これはステッチの目安になるガイド線です。
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身頃を表に返す。
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裾の縫い代を、アイロンでくせをつけた折り線で折り直し、まち針でとめる。
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生地端より2~3mm内側をミシンで縫う。
※縫い止まりはチャコペンで引いたガイド線に沿って縫います。
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縫い止まりは表側から2~3回返し縫いをして補強する。
10.仕上げ
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全体にスチームアイロンをかける。
完成

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こちらも参考にしてみてください。
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