No.153 シャーリングブラウスのつくり方
No.153 シャーリングブラウスのつくり方ページになります。

No.153 シャーリングブラウス
38サイズ(モデル身長:163cm)

38サイズ(モデル身長:163cm)

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目次
パターンについて
ソーイングをはじめる前に
※初めての方は必ずお読みください。
※Rick Rack のパターンに慣れている方はこちらからスタートしてください。
これで準備はOKです! それでは、はじめましょう。
シャーリングブラウスのつくり方
制作の前にまずはページを一読し、おおまかな流れを把握しておきましょう。
つくり方は動画でもご覧いただけます。あわせてご活用ください。
1.生地を裁断する
パターンには縫い代が含まれています。各合印などもお忘れなく。
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全てのパーツを裁断する
※前後衿布の端は断ち切り(切りっぱなし)の仕様ですが、
バイアスに裁断するのでほつれにくいです。
裁断した生地端がそのまま作品になるので
パターンに沿ってていねいに裁断してください。
2.裾をアイロンで折り、くせをつける
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前身頃の裾をそれぞれアイロンで裏側に折り、
1cmの三つ折りにする。※裾の始末が楽になるようにスチームを使い、しっかりとくせづけをしましょう。
ペチコート参考イラストいれる
三つ折りをするときのポイント
まず2cm折ってアイロンをかけ、一度開きます。
折り目を目安に1cmずつ2回折ると、きれいに三つ折りができます。 -
後身頃も同様にアイロンで折る。
3.肩を縫う
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前後身頃を中表に合わせ肩をまち針でとめる。
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縫い代1cmで縫う。
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生地端を1mm程度切り落としながらロックミシンをかける。
※ロックミシン糸の糸端は短くカットしましょう。
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縫い代はアイロンで後身頃側に倒す。
4.見返しと衿布を作る
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前後見返しを画像を参考に中表に重ね、肩をまち針でとめる。
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縫い代1cmで縫う。
※左肩はゴム通し口を開けて縫う。
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縫い代をアイロンで割る。
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左肩(ゴム通し口をあけた側)は、縫い目より5mm程度外側を縫い、縫い代を押さえる。
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外周りの生地端を1mm程度切り落としながらロックミシンをかける。
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ロックミシン糸の糸端を始末する。
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前後衿布を中表に合わせまち針でとめる。
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縫い代1cmで縫う。
※上下間違えないよう、中心の合印の側が揃うように注意する。
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生地端を1mm程度切り落としながらロックミシンをかける。
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ロックミシン糸の糸端を始末する。
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縫い代をアイロンで後衿布側に倒す。
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反対側も同様に倒す。
5.衿布をつける
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身頃を表を上にして広げて置き、衿布を中表に重ねる。
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肩の縫い目、前身頃の中心と前衿布の前中心、
後身頃の中心と後衿布の後中心を合わせてまち針でとめる。 -
さらに全体を細かくまち針でとめる。
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生地端より5mm内側を縫い、仮止めする。
輪のものを縫う時のポイント
縫いはじめは返し縫いなしで縫いはじめます。
縫いおわりは、はじめのミシン線に重ねてしっかりと返し縫いをしましょう。 -
身頃を表を上にして広げて置き、見返しを中表に重ねる。
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肩の縫い目、前身頃と前見返しの中心、
後身頃と後見返しの中心を合わせてまち針でとめる。 -
さらに全体を細かくまち針でとめる。
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縫い代7mmで縫う。
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縫い代のカーブ部分に1~1.5cm間隔にハサミで切り込みを入れる。
※切り込みはミシン線ぎりぎりのところまで入れますが、
ミシン線は切らないように注意しましょう。 -
縫い代をアイロンで身頃側に倒す。
※表側からアイロンをかけます。
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身頃を裏にして見返しのみ身頃側に倒しアイロンで整える。
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見返し端をまち針でとめる。
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見返し端より5mm程度内側を縫う。
6.袖ぐりの始末をする
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袖ぐりバイアス布をテープメーカーを使い
長辺の片側を7~8mm裏側にアイロンで折る。 -
テープの折れている側を指(爪)でしごいてしっかりと伸ばす。
※こうすることで、袖ぐりのカーブに自然に沿うようになります。
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アイロンで整える。
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バイアステープと身頃を中表に合わせる。
バイアステープの折っていない側を袖ぐりの生地端に合わせ、まち針でとめる。 -
縫い代7mmで縫う。
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はみ出たバイアステープはカットする。
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縫い代のカーブ部分に1~1.5cm間隔で切り込みを入れる。
※切り込みはミシン線ぎりぎりまで入れますが、
ミシン糸は切らないように注意しましょう。 -
身頃を裏返し、
生地端を包み込んだらそのままミシン線より折り込み、まち針でとめる。 -
テープ端より1~2mm内側をミシンで縫う。
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反対側も同様に縫う。


テープメーカーを使用しない場合
袖ぐりバイアスの片側を7~8mm折り、アイロンでくせをつける

7.脇を縫う
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前身頃と後身頃を中表に合わせ脇をまち針でとめる。
※裾の三つ折りは開いてからとめる。
特に脇下は、ずれないように注意してまち針でとめる。失敗例
脇下がずれたまま縫い合わせると、
出来あがったときに画像のように段差になってしまいます。
生地端をぴったり合わせて縫いましょう。 -
反対側も同様にまち針でとめる。
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縫い代1cmで縫う。
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生地端を1mm程度切り落としながらロックミシンをかける。
※脇下のロックミシン糸は長く残しておきます。
裾のロックミシン糸は短くカットしましょう。 -
脇下のロックミシン糸の糸端を始末する。
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脇の縫い代はアイロンで後身頃側に倒す。
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身頃を表に返し、
脇の縫い目より5mm程度後身頃側にミシンで返し縫いをして
縫い代を押さえる。 -
反対側も同様に縫う。
8.裾の始末をする
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裾をアイロンでつけた折り線で折り直し、まち針でとめる。
※まち針は縫いやすい間隔でとめるといいでしょう。
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折り端から1~2mm内側を縫う。
9.衿ぐりにゴムを通す
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安全ピンまたはひも通しを使用し、ゴム通し口よりゴムを通す。
※ゴムの引き具合はお好みで調節しましょう。
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ゴム端を重ね、手縫いで縫いとめる。
※ゴムが細いので、手縫いでとめると安心です。
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衿ぐりを左右に引っ張り、手を放してギャザーを均等に寄せる。
10.仕上げ
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全体にスチームアイロンをかける。
完成

No.153 シャーリングブラウス
38サイズ(モデル身長:163cm)

38サイズ(モデル身長:163cm)

36サイズ(モデル身長:163cm)

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A4用紙1枚に2ページ分が印刷されるため、
さらに印刷枚数を減らすことができるので
こちらも参考にしてみてください。
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