このパターンに適した生地
「天竺」「スムース」など薄地~中厚地のニット生地
「コットン」「リネン」など薄地~中厚地の布帛生地
参考用尺
|
タックあり |
タックなし |
生地幅 |
後身頃を別布にする場合
| すべて同じ生地で制作する場合
| すべて同じ生地で制作する場合
|
前身頃・ヨーク
| 後身頃
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100cm |
1.5m |
1m |
2m |
2m |
150cm |
1m |
1m |
1.5m |
1m |
上記用尺はあくまで参考です。
生地はそれぞれ縮率(水通しした時にどれくらい縮むか)が異なるので、
縮率によっては参考用尺よりも多く必要になる場合があります。
地直し時の縮みを考慮して、余裕をもった長さを用意すると安心です。
その他の材料
【ニット生地で制作する場合】
・接着テープ(ニット用)1~1.2cm幅(ニット用接着芯でも可) …
衿ぐり/約70cm
タックあり(ヨーク下側) / 約80cm
タックあり(後身頃上側) / 約80cm
※布帛生地で制作する場合は必要ありません。
パターンの配置方法はこちらから
出来上がり寸法 size(cm)
胸囲 |
着丈 |
袖口 |
裄丈 |
タックあり
132 |
75 |
38 |
37 |
タックなし
120 |
ここがポイント!
楽ちんなのにおしゃれに見える
シンプルなデザインは体型を選ばず、
どんな方でもすっきり着こなせます。
カッチリしすぎず、だらしなく見えたりもしない、
適度に力が抜けたゆったりサイズで、とても楽な着心地。
でも、おしゃれに見える。
それは、細かい部分にこだわってつくった、洗練されたパターンだからこそ。
タックなし
生地:中薄程度の厚みの天竺ニット
ボトムスパターン:マキシスカート
モデル身長:163cm(通常38サイズのモデルが着用)
気になる部分はきちんとカバー
薄着になる季節、気になるのは二の腕とヒップまわり…
『ドルマンチュニック』は気になるところをきちんとカバーしてくれる
優秀アイテム。
落ち感のあるニット生地や薄手の柔らかい布帛生地で
制作すると
自然なドレープができて、
身体のラインをきれいに見せてくれます。
タックあり
前身頃生地:中薄程度の厚みの天竺ニット
後身頃切替生地:中薄程度の厚みの布帛生地
モデル身長:163cm(通常38サイズのモデルが着用)
こだわりの衿ぐりライン 。
首回りが大きくあいたお洋服は、胸元が気になってしまいがち。
でも『ドルマンチュニック』の衿ぐりは安心ライン。
あきすぎないのに女性らしく、首元がきれいに見えるようこだわりました。
タックあり(丈を15cm短くアレンジ)
生地:リネンフォギー天竺【レッド】/
薄手の布帛生地
モデル身長:163cm(通常38サイズのモデルが着用)
流行の異素材MIX
アパレルブランドでもよく見る異素材を切り替えたトップス。
前から見るとシックなのに、
後から見たらかわいい印象になったり。
生地の組み合わせを変えてたくさん楽しめるパターンです。
もちろん、ニットだけでも、布帛だけでもつくれます。
おすすめなのは薄地~中厚地の生地。
ぜひ、いろいろな生地でつくってみてください。
タックありとタックなしの2タイプ
後身頃はタックありとシンプルなタックなしの2種類。
タックありはふんわりやわらかなシルエット。
タックなしは生地の柄や質感を楽しめる、
すっきりシンプルな大人の1枚に。
お好みのデザインをお選びくださいね。
タックあり(丈を15cm短くアレンジ)
生地:リネンフォギー天竺【レッド】/
薄手の布帛生地
タックなし
生地:中薄地のニット生地
モデル身長:163cm(通常38サイズのモデルが着用)
袖つけなどがなく、パーツが少ないので
とにかく簡単につくれます。
裾のまるいスリットは目立つ部分なので丁寧に。
きれいにできるつくり方をテキストでご紹介していますので
初心者さんでも安心。
タックあり
生地:ヨーロッパリネン
モデル身長:163cm(通常38サイズのモデルが着用)
「タックあり」をリネンで制作しました。
パリッとしたリネンも、濡れた状態のまま
くるくるねじって乾かすだけの簡単シワ加工でボリュームダウン。
リネンは使うたびにやわらかくなる、変化が楽しみな素材です。
タックあり
生地:ヨーロッパリネン
モデル身長:163cm(通常38サイズのモデルが着用)
家庭用ミシンでもOK !
ロックミシンはもちろんですが、家庭用のミシンで
制作することができます。
また、つくり方テキストは、生地の裁断~完成までを
写真入りで詳しく紹介。
これなら全くの初心者さんでも安心して
取り組むことができます。
タックあり(丈を15cm短くアレンジ&前身頃切り替えアレンジ)
生地:中薄程度の厚みの刺繍生地/
フランス原産 ピュアリネン【オイスターホワイト】
ボトムスパターン:【チャレンジ】No.01 ワイドパンツ/38サイズ
(丈を5cm長くアレンジ)
モデル身長:163cm(通常38サイズのモデルが着用)
生地:中薄程度の厚みの天竺ニット
ボトムスパターン:セットアップパンツ/40サイズ
着てみました
Rick Rack スタッフたちがサンプルを試着した感想をご紹介していきます。
着丈やゆとりなど同じ身長でも体型の違いはあるので、
誰もが同じ感覚ではないとは思いますが
サイズ選びのひとつの参考にしてみてくださいね。
■スタッフ 橙
身長165cm、身体の幅、厚みともにしっかりとしているスタッフ 橙です。
普段、トップスはLかLLサイズを着ています。
ゆったりストンとした、身体のラインの出ないものが多いです。
今回、【pa-186 ドルマンチュニック】を着てみました。
サイズはフリーサイズ【S~LL】です。
フリーサイズとはいえ、大柄なのでぴちぴちにならないかちょっと不安。
まず『ヨーロッパリネン天竺』で作った切り替えなしのタイプ。
着用できます!きつそうに見えません!
チュニック、というよりは大きめのTシャツという感じの見ためですが、
すっきりと見えます。
着丈はお尻がしっかりカバーされる安心丈。
ドルマンなので、肩幅も気になりません。
袖口もあきすぎていません。
やわらかいニット生地なので、身体の動きを妨げることなく快適です。
これは着やすい!
次に、前身頃とヨークが『RR-C スタンダード天竺』で、
後ろを布帛生地『カラフルブラッシュ【シルクレープ】』で切り替えた、
タックありのタイプ。
後ろが布帛生地で伸びないので、
ひっかかったり突っ張ったりするのかな…と
思いましたが、タックが入っていてその分ゆとりがプラスされているので、
腕を前で交差させるような動きでも背中の部分は突っ張ったりしません。
きつい感じはまるでなく、こちらも快適です。
丈のバランスもちょうどよく、この丈感は私の好みにとても合います。
この『着てみました』がなければ、たぶん着ることが
なかったであろう『ドルマンチュニック』。
こうして着てみると、新たな発見がありますね。
すっきりと見えるのがとてもうれしかったです。
■スタッフ ロコ
こんにちは!
身長153センチ
身体を鍛えたくて昨年から腕立てふせを実践して今日に至り、細くなるどころか、
さらに二の腕がたくましくなっているスタッフ ロコです。
普段はS~Mサイズ、36サイズを着ています。
今回はスタンダードパターン
「ドルマンチュニック」フリーサイズのS~LLサイズの試着です。
ヨーロッパリネン天竺で作った
タックなしの「ドルマンチュニック」を着てみました。
フリーサイズにしては、見た感じ、Mサイズくらいに見えます。
着た感じは、小柄な私でも
全体的にしっくりきてしまうのが、
フリーサイズの不思議なところです。
腕を上にあげても、脇の下や脇からインナーが見えてしまうことがなく、
また丁度よい長さのドルマン袖が
腕の太さをカバーしてくれて、
気になる部分が見えることなく、
動きやすく、着やすい!の一言です。
着丈はこのままだと、膝上12センチくらいで、
スキニーパンツを合わせて着るにはOK!
ワイドパンツや、ロングスカートなどと合わせるときは、
もう少しお好みで短くしてもいいですね!
気になったのは、衿ぐりです。
私の体型ですと、すこーし深く胸が開いてみえます。
(バストがないせいかもしれませんが(^^ゞ)
衿ぐりの真ん中を少しつまむと、
更に文句なしの良い感じなんです。
こういう時、特にドルマン袖のパターンの時、
私は少しアレンジをします。
前身頃、後身頃の「わ」の部分を1~2センチ出して
パターンを置き裁断します。
そうして制作すると衿の開き具合の感じは少し小さくなり、
全体的なサイズ感もひとまわり小さくなります。
着心地などもかわりません。
ちょっと衿ぐりをつまむといい感じなんだよなぁ~という時、
私はこの技を使います。
七分袖のドルマンニット、バタフライブラウス、ドルマンブラウスetc…
このアレンジ、かねこさんブラウスなど
衿が付いているパターンやボートネックのもの、
身頃が大きくないパターンでは使えないので気を付けてください。
↑に記載したドルマン袖のものならアレンジできます。
この季節、なんで作らなかったんだろう?
と思うほど私好みの「ドルマンチュニック」。
リネンやニットで作るのもいいですが、
透け感のあるインド綿もいいですね!
タックありバージョンも着てみましたが、
女性らしいふわっとした印象になり素敵です。
コマリ刺しゅうに、切り替え部分は60ローンコットンもいいなぁ。
早速、「わ」の部分を2センチくらい出して制作してみようと思います。
作ってみました
Rick Rack のパターンで作ってみた、工程などのレポートです。
※下記の記事は過去に掲載されたものです。
今現在は、在庫がない生地、販売が終了したパターン着用画像などが
含まれている場合があります。
みなさまこんにちは。
肩幅広めのスタッフ Gekkoです。
今回は『ドルマンチュニック』を2枚つくりました。
いろいろな作品を作っていると、どうしても少し生地が残ることがありますね。
お洋服にするには足りない、でも小物にも使えない・・・
このパターンはそんなときにぴったりです。
ヒントになったのは、残った生地を胸元部分に使って『ギャザートップ』を作った
5.31発行のピックアップでした。
【チャレンジ】No.82 ギャザートップ
本当は同じように『ギャザートップ』をつくりたいところですが、
体型のせいか、顔立ちのせいか、わたしはギャザーが似合いません。
それならばと思いついたのが『ドルマンチュニック』です。
まずは、コマリ刺繍(ホワイト)と
ピュアリネン(オイスターホワイト)の組み合わせで1枚。
実際のパターンには前身頃の胸元に切り替えはありませんが、
裁断をひと工夫して、後ろと同じ位置で切り替えると、
前後50cm弱で裁断できました。
ドルマンチュニック(前身頃切り替えアレンジ)
2枚目は、
リネンフォギー天竺(レッド)とエアリーチェック(赤系)。
こちらは、パターンどおり後身頃のみを切り替えました。
『ドルマンチュニック』は裾がカーブのデザインですが、
わたしは前後の身頃をカーブの始まりの合印でカットして
丈を短くアレンジしています。
もちろん、チュニック丈も素敵です。
ドルマンチュニック(丈を15cm短くアレンジ)
異素材を組み合わせたトップスはアパレルでもよく見かけます。
前はシックに、後ろから見るとかわいい印象にしたり、
残った生地でパズルのように組み合わせを考えるのも
楽しいですよ!
先日、シンプルギャザースカートを作ったら、
フレンチリネンギンガムが少し残りました。
さて次はどの生地と組み合わせようかと考え中です。