ちょっと懐かしい、夏休みの子ども服みたいな
淡さのあるギンガムチェックが今どきは逆に新鮮です。

でもこの生地はシルクが10%混紡されているので
質感はめちゃくちゃ高級でおとなの服に仕立てても
まったく恥ずかしくありません。

モダールとシルクの混紡生地が
この価格で手に入ることはまずないと思うから
色を気に入った方は手元に置いておくといいと思います。


ブラウスやシャツなどお洋服に仕立てるのもいいと思うのですが
わたしはスカーフというかマフラーというか
なんて言うんですかね、夏にも首回りを隠せる感じの布っていうか。
1m四方くらいの生地の周りだけ始末して
持ち歩こうと思っています。

この前、都知事の小池百合子さんから
防災ブックという物を頂きました。
（※　都内在住の方は全員ポストに投函されていたと思います）

それをじっくり読んでいたら
こういうスカーフ的なものをいつもバッグに入れて持ち歩く事を
推奨されていました。


外出中に地震にあった時、例えば地下鉄で地震にあったらまず停電です。

この布1枚持っていたら冬場なら暖を取ることもできるし、
夏ならエアコンの切れた車内で汗拭きにも使えます。

床に座り込む必要がある時には下に敷くこともできるし
万が一怪我人がいたら、包帯の代役にも使えるし
骨折した人の腕を吊るすことにも使えます。

火事が起きて煙が出たら
この布で口元を覆うこともできるし
1m四方あれば周りに人にも共有してあげることができます。

どこかに避難していて、上空を飛ぶヘリコプターから
救助していただく事になるかもしれません。

そんな時にも大きな目立つ布を広げたり、
振り回したりしたら見つけやすいかもしれません。

だから無地よりこんなチェックが良いと思うのです。

ちなみに血液は赤いので膨張して必要以上に大きく、広範囲に見えます。
だから白の生地でふき取るよりも色柄の方が
少しは目立ちにくいのでこういう場面にも良いと思います。



地震大国に住んでいる以上、
常に備えることの重要性を日ごろから強く感じています。
自分の身はまず自分で守る、そんな気持ちが全員に必要です。

手を拭くために持ち歩いているのは
リネンの刺繍ハンカチなので
それでは小さくて役には立たないかもしれないので
こういう大判の布もバッグに入れるようにしようと
小池百合子さんから頂いた本を見て、ちょうど思っていたので
この生地を見たときにピンときました。

常に持ち歩くならより軽くてかさばらないことは必須条件。
その点これはとっても軽いので合格です。

肌触りの良さも合格。これなら臨時の包帯にも使えます。

緊急時にすぐ見つけて手に取れるよう
バッグの中で存在感があることも必要だと思うけど
あんまり派手なプリントよりかは
こんな感じのギンガムチェックが落ち着きます。

わたしは個人的にギンガム好きなので
これならバッグの中にも馴染みそうだし
これを使って防災布（？）を作ることにしました。



いざ！という時用ですが
夏は白Tとか白シャツを着ることが多いので
エアコン効き過ぎ！！という場面にも
さっと取り出して実用使いしても
この柄ならマッチします。


ミシンを持っていないお友だちにも
こんな用途があるからぜひ持ち歩いて！と教えてあげて
プレゼントしてあげてもいいですね。

みなさんもご自身の身を守るために
ぜひ1枚用意して持ち歩くことを習慣にされてみては
いかがでしょうか。

【ネイビー】【ブルー】【オレンジ】の3色でのご紹介です。

洋服をつくるなら『布帛のTシャツ』

おすすめパターン参考写真
【STEP UP】No.188 布帛のTシャツ

シンプルなシルエットながらもオシャレに見えるこのパターン。

ギンガムチェックなど柄ものでつくると
繊細さがあるのにかわいい大人ブラウスになります。

おすすめパターン参考写真
【STEP UP】No.188 布帛のTシャツ

その他、『フレンチシャツ』や『シャーリングブラウス』など
シャツ・ブラウス類も◎

おすすめパターン参考写真
【STEP UP】No.177 フレンチシャツ

おすすめパターン参考写真
【動画でソーイング】No.153 シャーリングブラウス

春夏のブラウスやシャツに使える
『モダールシルクギンガム』は
50%OFFの特別価格でのご紹介となります。

この生地は水通しをすると縮みが生じます。

せっかく作ったお洋服がツンツルテンになることを防ぐために
地直しは必ずしてくださいね。