メンズにもおすすめのサイズ感、容量たっぷりの大サイズと、
小学校高学年くらいから使える中サイズをセットにしたリュックのパターンです。
肩ひもはアジャスターでテープの長さが調整可能。
身長やお好みに合わせることができます。
便利なポケットが全部で7つ!
一番目を引く外側には、ファスナーがタテに開くポケット。
マチがついている立体的な外ポケットも、ファスナーで開きます。
サイドには左右それぞれ1つずつ、内側にも2つのポケットがあります。
そして、背中にあたる部分にもう1つポケットを備えています。
意外とある細かな荷物を、自分でわかりやすいように分けて収納できます。
リュック本体のファスナーは大きく開くので荷物を出し入れしやすく、使い勝手も抜群です。
大サイズ
生地:アウトドア用防水生地【G】ターコイズグリーン
【バイアステープ】60ローンコットン【ブラック】
ワンピースパターン:【チャレンジ】No.128 ティアードワンピース
モデル身長:163cm
リュックを手で持つ場面で効力を発揮する、2本の持ち手がついています。
持ち手が2本なので、普通のバッグのように持ちやすくなっています。
そして、背中側には、カラビナや伸縮式のキーホルダーなどをひっかけられる
コードがついています。
伸縮式のキーホルダーにパスケースなどをつけて
背中のポケットに入れておけば、すぐ取り出せます。
これがとても便利!
パスケース本体は背中側のポケットに入れておけばぶらぶらしませんね。
背中側のパーツと肩ひもには片面接着キルト芯を貼って制作するので、
身体へのあたりがやわらかく、背中や肩への負担が軽くなります。
中サイズ
生地:撥水タッサー【ライトグレイッシュカーキ】
【バイアステープ】60ローンコットン【ブラック】
モデル身長:163cm
通勤・通学、ショッピングの普段使いはもちろん、
ハイキングやフェスなどのレジャー、アウトドアに。
シーンを選ばず大活躍するリュックです。
少し遠出をして、自然を楽しみながらのんびりと過ごす休日。
おやつやドリンク、おにぎり、帽子やサンバイザーなど、
しっかり準備して出かけましょう!
written by スタッフ 橙
大サイズ
生地:アウトドア用防水生地【N】モスグリーン
【バイアステープ】60ローンコットン【ブラック】
ボトムスパターン:【チャレンジ】No.80 ベイカーパンツ
モデル身長:163cm
『アウトドア用防水生地』など、生地端のほつれない布帛生地がおすすめです。
『アウトドア用防水生地』で制作すると、
リュック自体がとても軽量にできあがります。
鮮やかなカラーからベーシックなカラーまで全14色あります。
お好みのカラーを選んでくださいね。
※ナイロンなどの化学繊維での制作の場合、中~高温のアイロンを使用すると生地が溶ける可能性があります。
アイロンを使用する際は、必ずハギレなどで試してから作品に進んでください。
片面キルト接着芯を貼る際も、テキストを確認しながら進行してください。
※ラミネート生地はかたいため、このリュックの制作には向きません。
※生地端がほつれない生地以外で制作する場合生地端がほつれないように、
外ポケットマチ・外ポケット口布端を、ジグザグミシンまたはロックミシンで始末します。
テキストの説明に沿って進めてください。
左から:大サイズ/中サイズ/中サイズ/大サイズ
生地:アウトドア用防水生地【N】モスグリーン/アウトドア用防水生地【A】ピンク/
撥水タッサー【ライトグレイッシュカーキ】/アウトドア用防水生地【G】ターコイズグリーン
中サイズ
生地:アウトドア用防水生地【A】ピンク
【バイアステープ】60ローンコットン【ブラック】
トップスパターン:【チャレンジ】No.126 プチハイネックTシャツ
ボトムスパターン:【チャレンジ】No.80 ベイカーパンツ
モデル身長:163cm
『ハイキングリュック』に必要な副資材をセットにした付属セットもご用意しています。
パーツが多いので、裁断する枚数など、確認をして進めてください。
ポケットや肩ひもをそれぞれにつくり、縫い合わせていきます。
最初はどこをつくっているのかよくわからないかと思います。
できた部分を組み合わせて縫い進め、だんだん形が見えてくる頃には
気分が盛りがってきますよ!
生地の厚みにより、または生地の重なりが多く厚みの出るところは、
太いミシン針に替えるなど調整して制作してくださいね。
大サイズ
生地:アウトドア用防水生地【G】ターコイズグリーン
【バイアステープ】60ローンコットン【ブラック】
ボトムスパターン:【チャレンジ】No.80 ベイカーパンツ
モデル身長:163cm
作ってみました
こんにちは。スタッフ マーガレットです。
モニターソーイングとして、「ハイキングリュック」を防水生地でつくってみました。
完成前のテキストを参考に、初心者さんでもちゃんとつくれるのか、
わかりにくい所はないか?などソーイングの専門ではないスタッフが、
実際に制作して、確認する作業です。
裁断するパーツが多くて、これを全部縫い合わせてリュックとして完成させられるのだろうか?
と不安に思いながら、じっくりテキストを読み込んでソーイングスタートです。
まず、防水生地に片面接着キルト芯を貼ります。
防水生地は熱に弱いので、生地が溶けないようにアイロンは低温~中温であて布をします。
防水生地に接着芯をつけたことがなかったので、余った防水生地で試してからつけました。
当て布をしてキルト芯のふんわり感を潰さないように、
まずキルト芯側からスチームを全体にあてキルト芯を軽く接着させます。
次に生地を返して、表側からキルト芯を接着させました。
どちらもキルト芯をつぶさないためにアイロンを少し浮かせながらかけました。
次はコイルファスナーの長さを調節します。
自分がつくるリュックの大きさの長さに印をつけ、務歯部分をミシンで縫い止めます。
針が折れるんじゃないかと心配ですが、務歯部分は柔らかいから大丈夫と聞いて、
がっちりと縫い止めました。
調節した後の余分な所もカットしておきます。
次にリュックの外側についている立体的なポケットをつくっていきます。
合印を合わせてまち針でとめ、さらに細かくまち針でとめていきます。
カーブしていると合印が合わせにくい、と思っている方もいるのではないでしょうか?
生地端を合わせるようにまち針でとめるのではなく、縫い合わせるところ
(今回は生地端から1cm)をまち針でとめていくとぴったりと合うようになりますよ。
以前はカーブの部分がどうしても合わなくて苦手だったのですが、
ソーイングスタッフにこの事を教えてもらってから、
合わなくてムリヤリ縫いとめるということがなくなり、
カーブの縫い合わせの苦手意識がなくなりました。
そしてテキストにあるように、外ポケット口布・マチのカーブ部分に
5~7mmくらい切り込みを入れると、カーブがなじんでとても縫いやすくなりました。
立体的になった外ポケットを本体表布につけるとき、まず合印を合わせてまち針でとめ、
合印の間がキレイなカーブを描くようにさらに細かくまち針で止めて縫います。
が、まち針をはずしながら縫っている時に微妙にズレてしまうので
テキストのアドバイスにあるようにしつけをするか、合印をつないで
ポケットの形を下書きしてからまち針でとめてもいいかなと思いました。
パーツが出来てきて、なんとなくリュックが想像できるようになってきました。
次は肩ひもです。
目打ちを使って角をキレイに出して、間違えないように
テキストを何回も確認して縫い、肩ひもができました。
脇ポケットのポリエステルコードにコードロックをつけるとさらに本格的!!
工程が多くて、テキストとにらめっこでしたがやっと完成です(*´▽`*)
最初にモニターソーイングを依頼されたとき、
「リュックなんてつくったことないし、もしできなかったらどうしよう」と
不安に思ったソーイング初心者のわたしが、少し残念な箇所もありますが、
この本格的なリュックを完成できたことに、とても感動しました(*^-^*)
出来あがったときの嬉しさと達成感は半端なかったです。
そしてソーイングをしながら「一番大切なのはきちんとした裁断」だと改めて思いました。
今回はモニターソーイングなので、裁断したのはソーイングスタッフです。
パーツを重ねるときや合印で合わせるとき、ほんとうにぴったりと合い、
とても縫いやすかったです。
当たり前なのかもしれませんが、わたしが裁断したらここまでぴったり合うことはあまりなく、
歪んだりして縫いにくく、もっと時間がかかっていたかもしれません。
そして、次はもう少し短時間でできそうだから、今度はどの色でつくってみようかな
と思っている今の自分にもビックリです。
手づくりだとは思えない本格的なこのリュックは、子どもたちにもつくってあげたいし、
自分用に色やサイズ違いも欲しくなりました。
ぜひみなさんも作ってみてください。
初心者さんは制作に時間がかかると思いますが
わたしでもできたので、安心して挑戦してみてください。