見ての通り赤ミミがアクセントになったリネンです。

地味な生地なのにちょっと赤が顔をのぞかせるだけで
一気にキュートになるのって魔法なのかなと思わなくもないのですが
いつ見ても、あ！可愛い！と心を奪われてしまうわたしです。

【E】

チェックやストライプの5柄をご用意。

見てるだけって生地の役割としてどうなんでしょう？？
でも、見てるだけで幸せになれるならそれもいいんじゃないかと思ってみたり。

でもせっかくならふきんとして使えるようにして（周囲をチクチク縫って）
使わない時は広げて眺めるという一石二鳥がいいかも。

【D】

お椀を包んでいる姿も赤ミミがあるだけでなんだか可愛い。。。

見た目だけじゃないのがこちらの生地です。

リネン100%なので使えば使うほど、
洗えば洗うほど馴染みますので
じゃんじゃん使っていっぱい洗ってください。

【D】

それで思い出すのはBeansさんです。

随分と昔のお話になりますが
Rick Rack の正規お取扱店であるBeansさんにお邪魔したことがあります。

その時、トイレをお借りしたら小さなかごに
リネンの小さめのハンカチ（？）手拭き（？）が盛られていました。

そしてその横には使い終わったリネンハンカチを入れる
別の小さなラタンのかごも用意されていました。

1枚を手に取り、使わせていただいたら
キュッという感じで水分を吸い取ってくれて
とても気持ちよかったことが深く印象に残りました。

しばらくリネンハンカチのことは頭の隅にあって
はぎれが出たら手拭き専用ハンカチにしようと
せっせとため込んでいました。

それから時間を見つけてはちまちまと周囲を縫って
たくさんのハンカチを作りました。

ちょっとおめかししたら可愛いかなと
周囲に編み込みしてみたり。

ところが！！

これが全然だったのです。

Beansさんではあんなに気持ちよく、
スッと水分を吸い取ってくれたリネンハンカチだったのですが、
わたしの作ったハンカチはまったくと言っていいくらい
水分を吸わないのです！

おかしい。。。

同じリネンを使っているのだから
そんなことあるはずがないのに。。。

【B】

たくさん仕上げてしまったハンカチを前に呆然としましたが
しばらくして気が付きました。

そうか、洗いが足りないんだ。

それから洗濯機で10回くらいは洗ったでしょうか。
ひたすらグルグルしました。

それでも完全納得の吸水にはならなかったけれど
更に使い続けてお洗濯を繰り返したら
Beansさんのお家と同じようにキュッと
気持ちよく水分をふき取ってくれるリネンになりました。

これが「リネンを育てる」ということなんだと
気が付いた出来事です。

【E】

【C】

赤ミミを活かしてこんなバッグもおすすめ。

【C】

これは50cmカット1枚で作りました。

出来上がりサイズは
本体W37cm×H40cm　
持ち手はW3.5cm×L35cm

畳んでエコバッグに使うのにもちょうどいいサイズです。

わたしはしわ感を楽しみたかったので
制作後、洗濯をしてしわしわのまま乾かしました。

これはこれでナチュナルです。

【C】

左上から時計回りで【E】【A】【B】【C】【D】