狛江店スタッフのチワックスです。
普段はショップ業務を中心に
お客さまのお買い物のお手伝いをさせて頂いております。
『【チャレンジ】No.31 シャツコート』を作ってみました。
これからの季節、屋外での日焼け防止対策に
腕が隠せ、でも暑がりなので
暑くなったらすぐ脱げる羽織りものとして
『シャツコート』を作りました。
生地は、涼しさ重視なので
あえて透け感のある薄地のワッシャー生地を選択。
まず仕様書にざっと目を通し、完成までの工程をイメトレ。
羽織る程度で十分だったのでボタンも胸ポケットも
省略デザインにしたから、問題なくいけるだろう。
初めて挑戦する「衿付け」の工程もテキストを見てゆっくりやれば、
あっという間に完成するだろう。
イメトレはばっちりです。
わたしは、後身頃にタックを作るところや、ヨークを縫い合わせるところなど、
ちょっとずつ形になっていくデザイン的な工程の作業が好きで
ひとつの工程が終わると早く次に進みたくなって、
作業のテンポがあがるタイプです。
今回、初挑戦の「衿付け」はまさにわたしの好きなジャンル。
ちょっとワクワクした気持ちで取り掛かりました。
チャレンジパターンの仕様書は
「上衿を作る」「上衿と台衿を縫い合わせる」など
とてもシンプルな説明なので「基本となるテキスト」の
『スキッパーシャツ』の写真付きテキストが必需品です。
テキストの写真通り、ひとつひとつ確認しながら進めました。
しかし、なぜかうまくいかない。
なぜなのか、写真通りやっているのに、写真と同じような形にならない。
なぜなんだろう。。。
もはや、わたしのスキルではギブアップだったので
今回もソーイングスタッフに相談しました。
問題は簡単に解決しました。
『スキッパーシャツ』の衿のデザインは、すこし抜き衿になっていて
『シャツコート』のオーソドックスな衿の形とは違うため、
衿のパーツの形も少し違います。
それなのに、私は写真ばかり気にしてしまい、
パーツの上下を間違っていたのです。。。
裁断した時に、パーツの上下がわかりやすいような
目印をつけておけばよかったです。
本来は、衿の形が多少違っていても、作り方は同じなので、
説明通り進めていくと問題なく作れます。
裁断したら、すぐに「上衿」「台衿」のパーツに、
上下の目印をつけることをお勧めします。
ちなみに↑これが私のつくった『シャツコート』。
実は脇にスリットを入れるアレンジもしてみました。
1着目は、つまずいてしまったために
完成までにちょっと時間がかかってしまいましたが、
「【細番手】綿×フレンチリネンシャンブレー」の
レモンイエローで作った2着目は、半日で完成!
“失敗は成功の母”ですね。
38サイズ
上衿、台衿、前あき縫い代に接着芯を貼っています。
脇に約35cmスリットを入れるアレンジをしています。
生地:薄地の布帛
ボトムスパターン:【チャレンジ】No.84 エッグパンツ
モデル身長:163cm