カラーネップがアクセント、ふわっとやわらかなウール生地。

特殊加工をして糸を大きく膨らませた糸「フェザーカール」を
使用した『カラーネップウール』

カラフルなカラーネップが控えめなアクセントになり、
ふわっと起毛した表面と、
織り目の風合いが表情豊かな仕上がりです。

やわらかく、軽さもあり、アンゴラ混なので保温性も◎

中厚程度のやや厚みのある生地ですが、
やわらかくウール特有のチクチク感もほとんど感じません。

コートやジャケットはもちろん、
パンツなどのボトムスに仕立ててもいいですね。

使いやすいベーシックな3色展開。

絶妙な色のベースに
カラーネップがアクセントになり
より雰囲気のある生地に仕上がりました。

モカがかった【B】はやさしい雰囲気です。

【D】は黒とブラウンの糸で織っていて、シックな印象です。

【E】は【D】と似た色みですが、
【E】は黒と生成りの糸を使用し織っているのため、
近くで見ると織りの濃淡がはっきりとしています。

アウターにいちおし！

わたしのおすすめは『コクーンブルゾン』

上質なウールで仕立てたコートは手づくりとは思えない仕上がりに！

軽くてやわらかな生地なので、
1枚で仕立てるアウターが◎
気軽に羽織れる1着になりますよ。
（written by スタッフ おでんくん）

『コクーンブルゾン』制作にはだいたい2m前後の生地が必要です。
（正確な数字は以下を参考に）

ちなみに「前ポケット」の生地0.3mですが
これはポケットの裏側につかいます。

厚いウールをポケットの裏にも使うとごわごわ、もこもこになってしまうので
薄い別生地を使う事で、すっきりしあげます。
お好みで綿でもリネンのはぎれでも代用可能です。
お手持ちのはぎれを活用させてくださいね。

その他こんな↓アウターもいいですね。

縮みやすい生地です。

ウールは縮みやすい素材です。
この『カラーネップウール』も水に濡れると縮みが生じます。

メンテナンスの基本はドライクリーニングになるため、
洗濯を想定した水につける地直し方法は行いません。

地の目を整えるため、
縫う前に下記の方法で軽い地直しをしてください。

1. 霧吹きを使って生地の表面全体にたっぷり霧を吹きつける。
2. ビニール袋などに入れて密閉し、
2～3時間放置して水分をしっかりとなじませる。
3. ドライアイロンで地の目を整える。
テカリが気になる場合には当て布をしてアイロンをかける。