みなさまこんにちは。
今日は「Rick Rack の商品ラインナップについてわたしが思うこと」を
ご紹介したいと思います。
Rick Rack ではどちらかというと、
手作り感を感じさせない、既製服と同じようなおとな服作りをメインと考えた
生地選びをしています。
いわゆる手芸店に並ぶ生地とは
質感はもちろんですが、色、柄、素材、生地幅など、
それらのほぼすべてが違います。
手芸店に並ぶ生地は手芸用として作られていますから
服に仕立てたあとのシルエットは計算外ですし
小物作りをメインとした手芸用生地は広幅である必要はありません。
服作り、特におとな服を作るうえでとても大切なこと、
それは、まず第一にきれいなシルエットの型紙を使うこと。
素材の前にパターンが良くなければ
どんなに良い生地を使っても。。。というのは
簡単に想像がつきますよね。
バランスの良い、きれいなシルエットの型紙を使うことは
当たり前として、その次に大切なのが
「その型紙に相応しい生地を選ぶこと」になります。
これがね、簡単そうで実はとても難しくて、奥が深いのです。
たくさん服作りをして、失敗も経験して
少しずつ慣れてきて、そうすると型紙にあった上質な生地を選ぶことも
だんだん出来るようになるのですが、そこまでが長い。。。
そこまでの道のりで生地選びを失敗して
「あれ?思ったのと違う?」
という失敗が多くなると、実はわたしってソーイングのセンスないのかしら?
下手なのかしら?なんて落ち込んだり、ソーイングそのものが楽しくなくなったり。
難しいことはRick Rack に任せて、プロが正しく選んだ生地を使って
みなさんには成功体験をいっぱいにして手作りの楽しさを実感してほしいなと
そんな気持ちでわたしたちは商品ラインナップを作っています。
そんなわけでRick Rack の生地紹介のページには
こんな型紙はおすすめですよ、的なコメントをなるべく具体的に書くようにしてるのですが
型紙の数が多すぎるので、そこに書ききれていない型紙が存在するのも確かです。
作りたい型紙に合った生地がわからない場合、
生地紹介のページに作りたい型紙が書かれていなかった場合などは
お問合せいただいたらアドバイスできますので
失敗する前にメールをくださいね。
でもただし。
Rick Rack 以外の型紙についてや生地については
わたしたちが実際に作ったり触ったりしていないので
無責任に回答するべきではないというのが会社の方針です。
アドバイスができるのはRick Rack の型紙であり
Rick Rack で扱っている生地だけになりますので
そこは覚えておいてくださいね。
今週も「夏市第二弾」として新商品をご紹介しています。
服用に便利な広幅生地がお買い得になっていますので
ご紹介ラインナップを参考にぜひお好きな型紙を選んでみてください。
最後に。
Rick Rack では実際にアパレルで使われている生地を
ご紹介することも多数あります。
いちいち明記していないのでみなさんには伝わっていないことがほとんどです。
どこのアパレルで、どんなアイテムに使われたかという
具体的な例をご紹介することはなかなか難しいのですが
一例としてはこんな感じ。