このページの情報は過去のものです。
新しい「今週のRick Rack」はトップページから。
みなさまこんにちは。
『今週のRick Rack』243号を本日お届けいたします。
初めての方もいらっしゃると思うので簡単にご紹介すると
『今週のRick Rack』は毎週金曜更新のコンテンツです。
新商品のご紹介はもちろんですが、作り方のアドバイスや
選び方のコツ、その他に東京にある実店舗の情報なども
お届けしています。
ちなみに初回はこんな感じでした。（ご覧になったことがない方はぜひ！）
↑画像は初回の今週のRick Rack にリンクしています。
今回243号という中途半端な数字なので、
記念イベントとかではないのですが
初回発行からちょうど5年。
随分長く続けてきたなとふと思いました。
300号まで更新ができたときには大SALEなどやって
大いにお祝いしたいと勝手に思っていますので
それまでどうぞ長くお付き合いくださいませ。
さて話は変わりまして。
先週新商品情報でお届けした巧 takumi シリーズ。
無料で生地サンプルをお配りしたのですが
お手元に届いていらっしゃるでしょうか。
巧シリーズはクリエイター向けの特殊な高素材なので
そんなにたくさんの方が使うことを想定しておらず
当初200部もあれば十分よねと用意していたのですが
蓋を開けてみたらあっという間に200部は売り切れ。
「あとどれくらいなら追加で用意できそう？」と
生地見本を用意している現場のスタッフに急遽確認し
慌てて300部を追加しました。
（※ 現時点で無料分はSOLD OUTとなり、
本日より有料での配布となっています。）
実際に手にしていただくと、なるほど、と感じて頂けたようで
ご注文やお問合せが急増しています。
1反まとめてのご注文や、今後も継続での注文希望など
お問合せの内容から想像すると
ご注文くださっているのはやはりクリエイターで
手づくり服を販売されている方が多いようです。
ただとても申し訳ないのですがこちらの巧 takumi シリーズは
小さな工房、小さな窯で
職人による手作業染めとなっているため
生地の入荷時期などが未定であること、
染めロットが小さいため、
同じ色番でも毎回多少の色ブレがあること、
など生地の供給が安定しないというデメリットがあります。
その分、他にはない味のある作品が仕上がるという
作品つくりにこだわる方には嬉しいメリットもあるのですが
安定供給につきましては
今後、方法を考えて改善していければと思っていますので
引き続き巧 takumi シリーズを
ご贔屓にどうぞよろしくお願いいたします。
そして今日は2種類の新商品をご紹介いたします。
ぜひ最後までお楽しみください。
先週号をお見逃しの方はこちら↓です。
Rick Rack 御苑 あきこ
「今週のRick Rack 」は毎週金曜日に更新予定です。
今週のRick Rack カテゴリから
過去の今週のRick Rack もあわせてご覧ください。
新商品情報
written by みその
まず最初に新しいシャツのパターンをご紹介いたします。
名称は「メレンゲシャツ」となっていますが
限りなくブラウスに近い、とても親しみやすいデザインのパターンです。
ごくシンプル、定番デザイン。
飽きがこない。
どんな組み合わせでも、
どんな年代が着こなしても、それぞれにさまになる。
何枚も作ってクローゼットに並べたくなる、
永久保存版のデザインがこのブラウス（シャツ）です。
これはぜひ全年代、全ソーインガーに作っていただきたい、
なんなら何枚つくっても重宝するから
色違いや生地違いで何枚も作ってほしい、
そうやってたくさん作っても後悔しない
それくらい応用力が高く、活用できるシャツです。
ひと手間掛かることは100も承知で
今回は敢えてカフス付きの本格お袖にしてみました。
お袖がカフスっていうだけで完成度が2倍にアップ、
出来上がったときの達成感もアップします。
「カフスなんてやったことないし。。。」
という方もきっといらっしゃいますよね。
難しそうでハードル高そう。
こんな完成度の高いシャツはわたしには作れない。。。
恐らく多くの方が作ってみたいデザインだけど
難しそうで挫折しそう。。。そう感じているのではと想像します。
でも安心してください。
難しそうに見えるけど
動画を確認しながらゆっくり制作すれば
初心者さんでも完成させることができます。
（それでもつまずいたらソーイングスタッフへご相談を！）
これがあるだけで一気に市販服に近づくので
ここはがんばって作ってみてほしいポイントになります。
今回はその分、衿のデザインをなるべく簡単な仕様、
シンプル仕上げにしました。
通常、この手のタイプのシャツは台衿と上衿の2枚構造になっているものが
多数です。
「大きいシャツ」は台衿、上衿の2枚構造になったパターンです。
これも決して難しいわけではないのですが
衿2枚を別々に裁断して、縫い合わせるので
それぞれにひと手間、ふた手間と手間が掛ります。
一方でこの「メレンゲシャツ」は
上衿と台衿を一体型にしているので
裁断も楽ちん、縫い合わせも少ない、というメリットがあるデザインです。
上の画像を見ていただくととても分かりやすいのですが
衿のつなぎ目がないのです。
↑こちらがつなぎ目があるデザインです。
折り返してしまえばその部分はまったく見えない、
普通の台衿付きのシャツと同じです。
今回は衿元にも優しくギャザーを入れたデザインなので
台衿なしでもふんわりと、落ち着いています。
首まわりのつまっているシャツや
ふわっとしたトップスだと顔や上半身が大きく見えるからと
敬遠されている方には朗報です。
絶妙な首のつまり具合とふっくらとした衿の形で
このシャツを着ると首が長く、小顔に見えた！！
（試着スタッフ談）
身頃は程よくふわっとしているのに太って見えず、
ギャザーも控えめなので甘くなりすぎない。
（試着スタッフ談）
シンプルだからコーディネートも迷いません。
カフスもついている本格的な『メレンゲシャツ』は
仕事やお出かけ、オケージョンスタイルにも最適です。
制作におすすめの生地は
『コットン』や『リネン』など薄地～中厚地の布帛生地です。
厚地やウールなどではごろごろになって
ギャザーもきれいに出ないからNGです。
またニット生地でも制作は可能ですが
シルエットは大きく変わる（崩れる）と思いますので
ニットで作ってみたいという方は自己責任でチャレンジしてみてください。
今回は絶対失敗がない、安心安全生地をご紹介します。
まずは『60ローンコットン』
これはもう優秀過ぎてどんなシャツでもブラウスでも
ドンピシャなので今回もいちばんにおすすめとしてご紹介しました。
色数も豊富です。
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
60ローンコットン
『テンセル混ローン』
これもいいですよ。
すごく薄手ですがよい生地です。
淡いトーンもなかなか見かけません。
なんといってもお値段も可愛らしい。
『【細番手】綿×フレンチリネンシャンブレー』
こちらも定番で継続販売している生地のひとつ。
もう何年もずっと人気が衰えない、優秀な薄手生地です。
まったくの無地じゃなく、ちょっと霜降りっぽい質感も
人気の秘密なのかなと思います。
この生地もとても仕立て映えします。
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
【細番手】綿×フレンチリネンシャンブレー
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
【細番手】綿×フレンチリネンシャンブレー
もう少しかっちりしたシャツがお好みの方は
「ヨーロッパリネン」シリーズを使ってみてください。
これらは少ししっかりと、厚みがある生地ですが
その分透け感がありません。
『ヨーロッパリネン-和-』
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
ヨーロッパリネン-和-
『ヨーロッパリネン【2】』
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
ヨーロッパリネン【2】
リネンなら少し薄手の『肌になじむ薄手リネン』も
おすすめのひとつ。
このシリーズは色味が豊富で
ネーミングがどれもすごくかわいいです。
リネンのシャツは洗うたびに
風合いが豊かになって、経年変化を楽しめます。
手づくりシャツで経年変化を楽しめるなんて
幸せ過ぎます。
手づくりできる人間だけの特権ですね。
ソーイングを趣味にして良かった、と思える瞬間です。
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
ヨーロッパリネン【2】
無地だけでなく
こんな感じのチェックやストライプに挑戦してみるのもありです。
そういうわたしは断然無地派なんですが
たまにチェックや小花柄なども
アクセントにはなりますね。
制作には生地のほかに
『接着芯 薄地』『アイテープ』『ボタン』の3つが必要です。
アイテープはひと巻き持っていると何かと便利で
時短になりますが、ない人は接着芯を細長くカットして
代用可能です。
ボタンは服の印象を大きく変えるアイテムなので
できるならここはケチらずに、上質な貝ボタンを使っていただきたい。
きっちり上まで閉めるとかわいらしく、
一つ目のボタンをあけるとちょっぴり大人っぽく。
その日の気分で調整してみてください。
着用画像の中でわたしが一番好きなスタイリングがこれ↓
『メレンゲシャツ』×『バルーンパンツ【2】』
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
ヨーロッパリネン-和- /
【STEP UP】No.176 バルーンパンツ【2】
『バルーンパンツ【2】』もギャザーが入るので
甘くなりすぎるのでは？と思っていましたが
着るとしっくり。大人っぽい。
おしゃれ上級者っぽい感じも好きです。
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
ヨーロッパリネン-和- /
【STEP UP】No.176 バルーンパンツ【2】
もちろん『スラックス』や『ベイカーパンツ』などを合わせて
シンプルコーデを楽しむのもいいですね。
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
【細番手】綿×フレンチリネンシャンブレー /
【動画でソーイング】No.150 スラックス
「シャツって難しそう。。。」
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが
動画をみながら作れば、大丈夫、きっとできますよ。
薄手の長袖シャツは長い期間活用できるので
ぜひ制作してみてください。
1枚作ったら、生地違いでもう1枚！
と何枚も作りたくなる、そんなデザインです。
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
ヨーロッパリネン【2】
今週の「着てみました」コーナーで
スタッフたちがサンプルを試着した感想をご紹介しています。
サイズ選びに迷っている方の参考になったら幸いです。
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
ヨーロッパリネン-和-
次にご紹介するのは
上質な大人の服地『ナチュラルハンドウォッシュ』です。
トップページの生地の集合写真を見たとき
「まあ可愛い！」と思ったのですが
実物もめちゃくちゃ可愛くて質感の良い生地たちです。
今作りたいものが「これ！」と決まっている方はもちろんですが、
そうじゃない方でも2.5mとか3mカットで手元に置いておけば
これから春先にかけて活躍する日がきっと来るであろう素材です。
それが無地生地の良いところですね。
ふんわりと軽めだけどそんなに薄い生地じゃないので
ボトムスに使えるというのがミソです。
ソーイングをいっぱいされている方ならすぐわかると思うのですが
軽くてボトムス向きの生地ってそんなに種類多く出回っていないんですね。
さらにこの生地はハンドウォッシュをかけてるので
ほんの少しくしゅっとした感じで
とてもナチュラルな仕上がりになっています。
リネン100%ではなくレーヨンが混紡されているおかげで
ちくちく感もなくふわふわでとても肌触りがよい、
これもこの生地の大きな魅力です。
この画像がとても分かりやすいと思うのですが
くたっと、柔らかいリネンのような質感で
色合いも春っぽくて手元に置いておくだけでテンション上がりそうです。
色数豊富な全19色。
どの色もすごく上品なので1色を決めるのに迷いそうな展開ですが
じっくり選んでみてください。
【グレージュ】
一般的なグレージュ。
ほんの少し黄みがかっているので、肌なじみがいい色。
【生成り】
色名は生成りですが、
ナチュラルな生成りではなく染色してこの色を出しています。
そのため落ち着いた雰囲気の生成りになっています。
【ホワイト】
真っ白ではなく、すこしオフがかった白。
【オーキッド】
淡いラベンダー色。
蘭の花の色のような優しげな色です。
【ローズレッド】
紫みのあるピンク色。
華やかな色ですが
発色は控えめなので大人っぽい。
【レッド】
落ち着いた赤。
【シグナルレッド】
オレンジとピンクを混ぜたような色。
華やかでアクセントにも使えます。
【ペールオレンジ】
やわらかい色みのオレンジ。
浅い中にもオレンジの色みをはっきりと感じられる色です。
【アガット】
ピンコッタとヌードピンクをあわせたようなアガット。
コーデにスッと溶け込む色。
【ガーネット】
シックなワイン色。
【ヌードベージュ】
黄みが強いヌードベージュ。
【ライトブラウン】
ブラウンは2種類。
このライトブラウンは黄みが強め。
ブラウンにしては浅めの色です。
【ブラウン】
こちらのブラウンは少し赤みが強く、落ち着いた色。
【カーキ】
落ち着いた印象の深めのカーキ。
【ライトカーキ】
カーキにホワイトを混ぜたようなニュアンスカラー。
【ミストラベンダー】
青みの強いラベンダー。
ブルーよりなので、ネイビーやグレーなどとも相性◎
【クラウドネイビー】
名前のとおり、少し浅いネイビー。
リネン感のあるナチュラルな色。
【ミッドナイトブルー】
限りなく黒に近い濃紺。
【ブラック】
真っ黒。
これはあくまでわたしが個人的に最近感じたエピソードなのですが
明るい色って若々しく見える！
これ、重要です。
先日、久しぶりに学生時代のお友だちと表参道でランチしようということになり
待ち合わせ場所に向かったのですが
電車の乗り継ぎが良くって30分も早く到着してしまいました。
これから美味しいランチなのでスタバで時間を潰すのもなんかねと思い
近くにあったお洋服屋さんに飛び込んでみました。
週末のお昼前とSALEが開催されていたことも重なって
店内はそこそこ混んでいたのでわたしは自由に店内を見て歩き
気になるコートを順番に試着してみました。
わたしはコートとかジャケット類は無意識に紺色や黒を選んでしまうのですが
その時、パッと目に飛び込んできたのは真っ白のコート。
子どもが小さいときには白のコートなんて
想像しただけで鳥肌ものでしたが今はそんな心配も不要だし、
試着だけなら、、、と羽織ってみました。
そしたらびっくり。
「あら？え？」
わたしめっちゃ白似合うじゃないの！
鏡の中の自分を2度見したくらいです。
昔の記憶が正しければわたしは白とかベージュ系は
似合わなかったのです。
今回、数年いや数十年（？）ぶりに試着した白は
想像をはるかに超えて似合っていて
それはとても新鮮な体験で嬉しい出来事でした。
一瞬、魔が差してお持ち帰りしたい衝動にかられましたが
買いませんでしたよ。作れますからね！
もちろん髪の色とか、肌の色とかによって
似合う色というのはあるんでしょうけど（イエベとかブルベとか）
年齢を重ねることで似合う色は変わるようにわたしは感じ、
その話をランチしながら同級生たちと話したら
彼女たちもまったく同感！と言っていました。
自分は黒っぽい色が似あうと思っていた方も
50代になったら明るい色を積極的にチョイスするっていうのは
ありなのかなと思った次第です。
それで話を戻しますと
今回ご紹介のこの生地も明るくて可愛らしい色が豊富なので
そんな色もぜひ手づくりからチャレンジしてみてはいかがでしょうかという
ご提案でした。
わたしは白、ベージュ系が似合うことが分かったし
娘にもそっちのほうが若々しく見えると言ってもらったので
（実の娘はお世辞を言わない）
グレージュとかオーキッドとか今まであまり使わなかった色で
春が待ち遠しくなりそうなドクターコートを作ってみようと思っています。
想像だけで心が躍るって、やっぱりソーイングって楽しいです。
程よい中厚程度の厚みの『ナチュラルハンドウォッシュ』には
そのほかに、こんなアイテムもおすすめです。
【STEP UP】No.168 シンプルフレアスカート【2】
【STEP UP】No.169 シンプルフレアスカート【2】【裏地】
洗い加工を施しているので、
お洗濯するとナチュラルなしわ感がでるところもこの生地のいいところ。
ナチュラルハンドウォッシュ
↑こちらは水通し後の生地です。
また天然繊維は水を通すと縮むので
地直しは必須です。
社内の水通し検査では縦に約8%ほど縮みが生じました。
Rick Rack では生地をカットする場合、若干の余裕を見ていますが
生地の縮率によっては余裕分以上に生地が縮む場合もあります。
パターンページの参考用尺は地直し後の用尺なので
そちらを参考に生地を用意してください。
絶妙なふんわり加減、ナチュラルなしわ、
落ち感が魅力的な『ナチュラルハンドウォッシュ』
上質なおとな服をイメージしているので2.5mと3mカットでご紹介しています。
（生地幅約140cm）
こんな可愛らしくて上品で使い勝手の良い生地なのですが
残念ながら売り切れ終了、現物限り、再入荷がありません。。。
気になる色がある方はどうかお早目にご注文ください。
春が待ち遠しくなる生地のご紹介でした。
written by みその
わたしのお気に入り
written by スタッフ チワックス
狛江店スタッフのチワックスです。
わたしのお気に入りは「ウール」です。
ウール素材は「フォーマルウェアやコートの素材」というイメージがあり、
そして何より取り扱いが大変そう。
制作前の地直しも制作後のお洗濯でも
失敗したらキュッと縮んでしまったり、ケバケバになってしまいそう。
そんなイメージからか
「ウールを普段着に」という発想がなく、ウール未体験でした。
そして迎えた今シーズン。
「【G】ウール 3mカット」をたまたま触っていたら
杢の色みが思っていたほどフォーマル感がなく、
パンツにしたらちょうどよさそうな厚みだということに気づきました。
『セットアップパンツ』を作って、ウールデビューしてみました。
【G】ウール 3mカット /
【チャレンジ】No.63 セットアップパンツ
これが驚くほどに暖かかったんです。
わたしはそれほど寒がりではないんですが
さすがに真冬はボトムスの下にタイツやレギンスをはいて過ごしています。
この「【G】ウール」の『セットアップパンツ』をはく日は
NOタイツで快適です。
ウールのチクチクが気になる方は
裏起毛のタイツではなく、薄手のタイツでもいいと思います。
【G】ウール 3mカット /
【チャレンジ】No.63 セットアップパンツ
気になるお洗濯も本来ならウールは
縮み防止と風合いを損ねないために
ドライクリーニングをおすすめしていますが
わたしは普段着用なので
丁寧に取り扱いながらのホームクリーニングを実践しています。
裏返してネットに入れておしゃれ着洗い用洗剤で、
洗濯機の弱流水コースで洗っています。
おうちでお洗濯をする前提だったため
ウールの地直しではなく、
普通に地直しをしてから制作をしました。
しかし、やっぱりウール。
出来あがってから、
お洗濯を繰り返すことで少し縮みが生じていました。
多少の毛羽立ちもありましたが、
縮みも毛羽立ちもわたしはそこまで気にならず
むしろちょっと洗いざらしな感じが
カジュアルなスニーカーなどに合わせやすいなぁと気に入っています。
ちょっとした縮みや毛羽立ちが気になる方はドライクリーニングがおすすめです。
そしてもう1着。
ウールの暖かさを実感したアイテムがあります。
ウールが60％含まれた「ウールリッチパイル【ブルー】」で作った
『ノーカラーブルゾン』です。
ウールリッチパイル /
【STEP UP】No.162 ノーカラーブルゾン
このパターンは一重仕立てのデザインですが、
「ウールリッチパイル」は保温性に優れているので
裏地がなくても軽くて暖かいんです。
しっとりと落ち感もあるので
『ノーカラーブルゾン』の少しオーバーサイズ気味のシルエットでも
着痩せして見える気がしてお気に入りのアウターになりました。
ウール未体験の寒がりさんに
ウール素材の普段着、ぜひおすすめです。
ウールリッチパイル /
【STEP UP】No.162 ノーカラーブルゾン
written by スタッフ チワックス
着てみました
こちらのコーナーではRick Rack スタッフたちが、
サンプルを試着した感想をご紹介していきます。
腕の長さやバストサイズなど同じ身長でも体型の違いはあるので、
誰もが同じ感覚ではないと思いますが
サイズ選びのひとつの参考にしてみてくださいね。
今週はNew パターン
『メレンゲシャツ』を試着した感想をご紹介します。
■スタッフ チームRick Rack 部長
今年もよろしくお願いします。
身長170cm、骨太のチームRick Rackの部長です。
いつもは40サイズを着丈と袖丈を長くして着ることが多いです。
白いブラウスが好きで、
以前には『小さな丸衿ブラウス』を着てみた感想をご紹介し、
実際に作って今でも愛用しています。
今回のメレンゲシャツと衿の小さな感じが似ているので、
小さな丸衿ブラウスのページをよく見てみました。
すると、なんと、4年前のわたしは自分磨きのモチベーションが高く、
断食ダイエットで5キロも瘦せていました。
筋トレもしていました。
4年後のわたしは、抗うことをやめ、
時の流れに身をまかせております。
その結果、その5キロは取り戻してしまいました。
ちょっと残念な気持ちになりましたが、
今のわたしは流れに身をまかせていたい気分なので
無理せず気を取り直していきます。
この『メレンゲシャツ』は、
衿ぐり全体に入ったギャザーでふんわりしたシルエットです。
袖口にもギャザーが入っていますが、
袖自体はそんなにふんわり感が強いわけではありません。
いつもの40サイズを着てみると、
衿元のギャザーでふんわりしていることと
肩が少し落ちているデザインのためか、
なんだかシルエットが大きく感じます。
いかり肩のせいもあるかもしれません。
袖丈はあと1～2cm長いほうがよいかも。
着丈は、お尻が半分くらい隠れる程度。このままでもよいかも。
ボトムスに入れても入れなくてもよいと思いますが、
わたしはインしたほうがすっきり感が出るような気がします。
つぎは、38サイズも着てみます。
袖丈はつんつるてんですが、肩まわりや衿元はこっちのほうがよいかも。
胸元から肩にかけてのラインが大きく見えていた40サイズに比べて、
ふんわり感が抑えられているようです。
袖丈も着丈も4cmくらい長くしたいです。
小さな丸衿ブラウスは、前身頃の裾が短めになっていますが、
メレンゲシャツは前身頃と後身頃の長さがあまりかわらないので、
あまり長くすると上半身のボリューム感が大きくなる気がします。
わたしは38サイズにします。
ワイドパンツや幅広のジーンズなどにインして
ブラウスのふんわり感を活かしつつすっきり着たいと思います。
まとめ
スタッフ チームRick Rack 部長
| 身長 | 170cm |
| 体型 | 大柄でやせ型（下半身しっかりタイプ） |
| 年代 | 50代 |
| 通常サイズ | L（40）サイズ |
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツは38サイズ
■スタッフ フレンチブルドッグ
こんにちは
スタッフ フレンチブルドッグです。
身長157cm、二の腕やお腹周りのお肉が気になる40代です。
普段は38サイズ
もしくは体型をよりカバーしてくれる40サイズを着ています。
今回試着する『メレンゲシャツ』は
小さめな衿が上品で
衿ぐりと袖口にさりげなくギャザーが入っていて
使い勝手がよさそうです。
いつもの38サイズから着てみました。
袖丈ジャスト、着丈はおしりがちょうど隠れるくらい。
衿ぐりに入ったギャザーのおかげで
身頃はゆとりがあり、動きやすいです。
念の為、上下のサイズも試着！
【36サイズ】
全体的にコンパクトにまとまっています。
いつも着ないサイズだけど
ピチピチ過ぎるわけではないです。
【40サイズ】
肩が少し落ちることで袖丈がやや長く
着丈もおしりがしっかり隠れました。
身幅にもゆとりが出て
ゆったり好きにはいいと思います。
大きすぎてだらしないという感じはないです。
そして気づきました！
このシャツ
素材でかなり雰囲気が変わります。
「60ローン」などの薄手のローンだと
ギャザーが控えめな印象になり
すっきりシンプルなデザインに感じます。
ジャケットを羽織って、きれいめスタイルに良さそうです。
これからの卒業入学スタイルにも使えそう。
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
60ローンコットン
「ヨーロッパリネン」のような少し張り感がある生地だと
ギャザーがしっかりなイメージで
ふんわりとやさしい雰囲気が強調されます。
一枚で着たり、羽織り向きな印象です。
わたしは、いつもの38サイズで
用途に合わせて生地を選びたいと思います。
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツ /
ヨーロッパリネン【2】
まとめ
スタッフ フレンチブルドッグ
| 身長 | 157cm |
| 体型 | 標準体型 |
| 年代 | 40代 |
| 通常サイズ | M（38）サイズかL（40）サイズ |
【STEP UP】No.185 メレンゲシャツは38サイズ
あの生地 記事をもう一度！
過去にコンテンツにあげた記事を再度スタッフがピックアップする
「あの生地 記事をもう一度」コーナー。
今週は2023年2月17日発行 No.198の「作ってみました」のご紹介です。
下の画像をクリックすると
No.198のほかのコンテンツも再度ご覧になれますので
興味のある方は併せてご覧になってみてください。
※過去にご紹介したものが含まれるため、
今現在販売していない商品などが表示される場合があります。
作ってみました
written by スタッフ カト
Rick Rack のパターンで作ってみた、工程などのレポートです。
先週新しくご紹介した
「STEP UP」シリーズの『サロペット【4】』を作ってみました。
今回は個人的に大好きな『トリプルウォッシュリネン』で作っています。
ちょっとしたテクニックなども掲載しているので、
作る前に見るとスムーズです。
この『サロペット【4】』の大事な部分は、
V字の衿まわり！
ここがきれいに出ることで、出来あがりに差が出ます。
返し縫いなしで縫って、
後の工程で糸を抜いたり…など
テキスト通りやっていても間違えそうなところを
確認するのもよいですね。
ぜひ、作り方の参考にしてみてくださいね。
スタッフの励みとなりますので、
もしよろしければ、チャンネル登録、評価ボタンを
よろしくお願いいたします。
written by スタッフ カト
使用したもの一覧
【パターン】【STEP UP】No.164 サロペット【4】/38サイズ
【その他カテゴリはこちら↓から】
STEP UP カテゴリ
「リネン」 カテゴリ
「副資材」 カテゴリ
取扱店さん情報
Rick Rack 商品正規取扱店さんの情報をご紹介していく予定です。
イベント情報などもありますので、
お近くの方はまめにチェックしてみてください。
実店舗情報
Rick Rack 狛江店（東京都狛江市）の情報をご紹介しています。
Rick Rack 狛江店ではオンラインストアと同じ商品を
実際に見て、触って購入することができます。
また、作品サンプルも多数ご用意しています。
試着して自分に合ったサイズを見つけることもできますので、
遠方のかたも東京観光のついでなどぜひ一度遊びにいらしてください。
こんにちは。
狛江店スタッフのチワックスです。
今週のRick Rack 狛江店には
先週、オンラインストアでご紹介したばかりの
Made in Japanの上質な布帛生地
「巧 takumi シリーズ」が並んでいます。
お手元に届いた「生地見本」を見て
何を作ろうか？
と悩まれている方もいらっしゃると思います。
全部で5種38色。
悩む気持ち、わかります。
わたしたちスタッフも
何度も見て、触ってイメージを膨らませています。
見ても見ても見飽きない
そんな生地たちです。
さっそく
狛江店店長が「ザザクロス グランジウォッシュ」で
『ワイドパンツ』を完成させていました。
やや張りがあるこの生地で作った
『ワイドパンツ』はシルエットが際立っていて
大人かっこいいアイテムになっていました。
肌にはりつかない質感なので
オールシーズン愛用できると、使い勝手もよさそうです。
続いて
スタッフ ロコも創作意欲がムクムク湧いてきたようです。
つい先日、ウールで作った1着目の冬用コートに続き
早くも2着目はスプリングコートとして
『コクーンコート』を
「ザザクロス グランジウォッシュ」か
「ツイル グランジウォッシュ」で検討中のようです。
生地をじっと見つめてそばから離れません。
何色にしよう？
何色がいいと思う？
悩んでいる姿がなんだか楽しそうです。
わたくしチワックスも
生地の横を通るたびに、触ってしまいます。
「ブロード グランジウォッシュ」で
大好きな『フレンチワンピース』か
今すぐに着られる『プルオーバーシャツ』か悩み中ですが、
狛江店スタッフ兼ソーイングスタッフのフレンチブルドックに
相談してみようと思います。
そして、背中を押してもらったら
さっそく今週末に制作に取りかかってみます。
完成したら
『今週のRick Rack』でご紹介できたらと思います。
written by 狛江店スタッフ チワックス
スタッフのレモングラスです。
クラス内で作品を作りながら
どのパターンが作りやすかったとか、
どんな生地の手ざわりや着心地がよかったなど
みなさんといろんなお話で盛り上がっています。
生地やパターンをいろいろおすすめしあったり
次のクラスで完成品を着ていらしたり
それが他の方の次の作品のヒントになっているようです。
クラスの中で生の声を正直に届けていただけるのが1番ですね。
今回のおすすめ
大人のデイリーTシャツ（タートルネック）で作られた
パウダリーリブをおすすめしてくださったOさん。
プルパーカーやフルジップ＆トレーナーで作られた
ウールリッチパイル、クロスループ生地をおすすめしてくださったSさん。
【STEP UP】No.180 プルパーカー【2】 /
ウールリッチパイル
【難あり大特売】1.5mカット【3】
（クロスループジャージ）
クロスループ生地でフルジップ＆トレーナーは
アウターに使えてとても素敵でした。
わたしもおすすめします。
これからもこのようなお話をみなさまにもお届けできたらと思っています。
ご興味がありましたら、ぜひクラスにご参加ください。
楽しいですよ。
ご予約はオンラインシステムにて受付いたします。
こちら↓からどうぞ。
https://airrsv.net/rickrack-komae/calendar
【狛江店営業時間】
月曜～金曜日 10：00～17：00
【定休日】
土曜・日曜・祝日
TEL ： 03-3430-4555（直通）
written by 狛江店スタッフ レモングラス
